1919年オーストラレーシアン選手権
1919年 オーストラレーシアン選手権(1919ねんオーストラレーシアンせんしゅけん、1919 Australasian Championships)に関する記事。オーストラリア・シドニー市内にある「ホワイトシティ・テニスクラブ」にて開催。
大会の流れ
編集- 1918年11月に第1次世界大戦が終結し、各種のスポーツ競技大会も開催が再開された。テニス4大大会の場合、全米選手権だけは戦時中も続行されていた。終戦後の4大大会としては1919年ウィンブルドン選手権が最初のイベントであり、「1919年全豪選手権」の実際の開催時期は1920年1月後半であった。
- 1921年まで、全豪選手権の実施競技は男子シングルス・男子ダブルスの2部門のみであった。女子競技の3部門(女子シングルス・女子ダブルス・混合ダブルス)が増設されるのは、1922年からである。
- 1926年まで、大会名称は「オーストラレーシアン選手権」(Australasian Championships)という名前であった。「オーストラリア選手権」(Australian Championships)の名称になるのは、1927年以後である。
- 初期の全豪選手権のように、外国人出場者が少なかった時期は、地元オーストラリア人選手の国旗表示を省略する。
大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- アルガーノン・キングスコート vs. アルフレッド・ビーミッシュ 不戦勝
- ジェームズ・アンダーソン vs. ヘンリー・マーシュ 6-1, 6-8, 6-4, 6-3
- アーサー・ロウ vs. パット・オハラウッド 6-3, 6-2, 6-2
- エリック・ポックリー vs. L・ダービー 6-3, 6-4, 6-0
準決勝
- アルガーノン・キングスコート vs. ジェームズ・アンダーソン 3-6, 7-5, 6-4, 6-3
- エリック・ポックリー vs. アーサー・ロウ 6-4, 6-3, 6-1
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス: アルガーノン・キングスコート vs. エリック・ポックリー 6-4, 6-0, 6-3
- 男子ダブルス:パット・オハラウッド&ロナルド・トーマス vs. ジェームズ・アンダーソン& アーサー・ロウ 7-5, 6-1, 7-9, 3-6, 6-3
外部リンク
編集- 抽選表 (提供:Grand Slam Tennis Archive)
参考文献
編集- “Our Open - 100 years of Australia's Grand Slam” (我らのオープン-オーストラリア・グランドスラムの100年史) News Custom Publishing, Victoria, Australia (2004) ISBN 1-876176-60-1
- Bruce Matthews, “Game, Set and Glory: A History of the Australian Tennis Championships” (ゲーム・セット・栄冠-オーストラリア・テニス選手権の歴史) The Five Mile Press, Victoria, Australia (1985) ISBN 0-86788-078-3 実際の開催時期について、本書の9ページを参照した。
先代 1919年全米選手権 (テニス) |
テニス4大大会 1919年 - 1920年 |
次代 1920年オーストラレーシアン選手権 |
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全豪オープン 1919年 |
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