1900年パリオリンピックの体操競技
1900年パリオリンピックの体操競技(1900ねんパリオリンピックのたいそうきょうぎ)は、1900年7月29日と7月30日の両日に実施された体操競技である。このオリンピックでの体操競技は、男子個人総合のみが行われた。
概要
編集体操競技には、8つの国から合計135人の選手が出場した[1]。選手は合計で16の種目を行い、各種目にはそれぞれ最高で20点の実施得点が与えられ、その得点の集計で総合順位を決定した。実施された種目は殆どがもともとの体操競技種目だったが、それだけではなく陸上競技種目や重量挙げなども含まれていた。種目の内訳は、次に挙げるとおりである。
- 第1・第2種目 - 鉄棒
- 第3・第4種目 - 平行棒
- 第5・第6種目 - つり輪
- 第7・第8種目 - あん馬
- 第9・第10種目 - 平行棒
- 第11種目 - 跳馬
- 第12種目 - 高飛び
- 第13種目 - 走幅跳
- 第14種目 - 棒高跳
- 第15種目 - 綱のぼり
- 第16種目 - 重量挙げ
競技の結果は、開催国であるフランス代表勢が、メダルを独占することになった。フランス以外の出場者で最高の順位だったのは、スイスから出場したJules Ducreの19位タイ(267点)だった。
参加国・地域と選手数
編集競技結果
編集体操競技
編集男子
編集種目 | 金 | 銀 | 銅 |
---|---|---|---|
個人総合 | ギュスターヴ・サンドラス フランス (FRA) |
ノエル・バス フランス (FRA) |
リュシアン・ドマネー フランス (FRA) |
国・地域別のメダル獲得数
編集順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | フランス (FRA) | 1 | 1 | 1 | 3 |
合計 | 1 | 1 | 1 | 3 |
脚注
編集- ^ 出場選手のうち、2名は途中棄権している。