1-メチルアミノアントラキノン
1-メチルアミノアントラキノン (1-methylamino anthraquinone) またはディスパースレッド9(Disperse Red 9)、C.I.60505は、アントラキノンから誘導される赤色の染料である。かつては赤や赤紫の有色煙に使用されていた。AN M18(発煙弾)やダイパックに使用される。染料の微粒子をエポキシ樹脂のような不活性物質でコーティングすることにより染料の見栄えがよくなる。ダイパック中で反応が起こると400°C以上になる[1]。
1-メチルアミノアントラキノン | |
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別称 C.I. 60505 Solvent Red 111 1-methylamino anthraquinone | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 82-38-2 |
PubChem | 24896772 |
EC番号 | 201-417-2 |
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特性 | |
化学式 | C15H11NO2 |
モル質量 | 237.25 g mol−1 |
外観 | red powder |
融点 |
170–172 °C |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |