黄初平

中国東晋の仙人 (328-386?)

黄初平(こう しょへい、328年 - 386年?)は、中国東晋仙人。「黄」は「皇」と書く場合がある。黄大仙道教系寺院)に本尊として祀られる。

雪舟筆『倣梁楷黄初平図』(重要文化財京都国立博物館所蔵)
道教
中国語
繁体字
簡体字
発音記号
標準中国語
漢語拼音dào jiào (dao4 jiao4)
ウェード式tao4 chiao4
粤語
イェール粤拼dou6 gaau3
日本語
漢字
ひらがな どう きょう
朝鮮語
ハングル
発音記号
RR式do gyo
MR式to kyo
ベトナム語
ベトナム語đạo giáo

概略

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東陽郡長山県丹渓(現在の浙江省金華市蘭谿市)の人。15歳の時に命じられて羊飼いをしたが、一人の道士に気に入られて金華山の石室に連れて行かれる。兄の黄初起が40年後に探し当て、初平は白い石を1万頭の羊に変じる術を見せた。兄もまた妻子を捨てて初平とともに仙道をきわめ、不老不死となった。初平はその後「赤松子」と名を変え、黄初起も「魯班」と称したと『神仙伝』にあるが、赤松子・魯班ともに前の時代の伝説的人物である。

参考文献

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