麻生みこと

日本の漫画家

麻生 みこと(あそう みこと、9月23日[1] - )は、日本の女性[1]漫画家熊本県出身[1]

1990年、麻生美琴の名義で応募した「TWINS」で第15回白泉社アテナ新人大賞新人賞を受賞した。1991年、同作品が『LaLa DX』(白泉社)に掲載されデビューする。以後、『LaLa DX』『MELODY』など白泉社の漫画雑誌で活躍する。代表作に『天然素材でいこう。』『GO!ヒロミGO!』など。

『MELODY』2007年6月号より、「そこをなんとか」を連載開始、2012年10月から12月・2014年8月から9月にはNHK BSプレミアムにてテレビドラマ化もされた。また、同誌で毎号一本の映画について絵と文で語る1ページコラム「麻生みことのよりみちシネマ」も連載。『good!アフタヌーン』(講談社)2012年26号から2015年まで「海月と私」を連載。

作品リスト

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漫画作品

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  • 天然素材でいこう。(『LaLa DX』1995年1月10日号 - 2002年7月号)
  • BELL(『LaLa DX』1999年3月号、2000年3月号、2003年3月号)
  • GO!ヒロミGO!(『MELODY』1999年 - 2006年)
  • オゾン(『LaLa DX』2003年)
  • ことのは(『LaLa DX』2004年 - 2005年)
  • そこをなんとか(『MELODY』2007年 - 2018年)
  • 路地恋花(『good!アフタヌーン』2009年1号 - 2012年23号)
  • 海月と私(『good!アフタヌーン』2012年 - 2015年)
  • 小路花唄(『good!アフタヌーン』2016年3号 - 2019年11号)
  • アレンとドラン(『Kiss』2015年10月号[2]、11月号、2016年5月号[3] - 2022年11月号[4]
  • 大正ロマンポルノ(『MELODY』2020年)
  • 下足痕踏んじゃいました(『MELODY』2021年4月号[5] - )
  • 脱落令嬢の結婚(『FEEL YOUNG』2025年1月号[6] - )

書籍

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  • 天然素材でいこう。』、白泉社〈花とゆめコミックス〉1996年 - 2002年、全10巻
    • (文庫版)白泉社〈白泉社文庫〉2008年、全5巻
  • 『BELL』、白泉社〈花とゆめコミックス〉2000年 - 2003年、全2巻
  • 『GO!ヒロミGO!』、白泉社〈花とゆめコミックス〉2000年 - 2006年、全8巻
  • 『オゾン』、白泉社〈花とゆめコミックス〉2004年、全1巻
  • 『ことのは』、白泉社〈花とゆめコミックス〉2005年、全1巻 
  • そこをなんとか』、白泉社〈花とゆめコミックス〉2008年 - 2018年、全15巻
  • 路地恋花』、講談社〈アフタヌーンKC〉2010年 - 2012年、全4巻
  • 『海月と私』、講談社〈アフタヌーンKC〉2013年 - 2015年、全4巻
  • 小路花唄』、講談社〈アフタヌーンKC〉2016年 - 2019年、全4巻
  • 『アレンとドラン』、講談社〈KC Kiss〉2017年 - 2022年、全7巻
  • 『大正ロマンポルノ』、白泉社〈HC SPECIAL〉2020年、全1巻
  • 『下足痕踏んじゃいました』、白泉社〈花とゆめコミックススペシャル〉2022年 - 、既刊5巻(2025年1月4日現在)

脚注

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  1. ^ a b c まんがseek・日外アソシエーツ共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日初版発行、ISBN 4-8169-1760-8、18頁
  2. ^ 「東京アリス」完結!麻生みことがサブカル系女子描く読切も、Kissで”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年8月25日). 2021年12月13日閲覧。
  3. ^ 麻生みこと、Kissで周囲と馴染めないサブカル女子大生描く新シリーズ開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2016年3月25日). 2021年12月13日閲覧。
  4. ^ Kiss編集部 2022年9月24日のツイート2022年9月24日閲覧。
  5. ^ 麻生みこと・高尾滋らの新連載がメロディで一挙開始、花よりも花の如くは連載100回”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年2月26日). 2022年2月6日閲覧。
  6. ^ “実家極太女子”だらけのお嬢様大学で出会った3人娘を描く、麻生みことの新連載がFYで”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年12月6日). 2024年12月14日閲覧。

外部リンク

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