麹町教会(こうじまちきょうかい)は、東京都千代田区にかつて存在した長老派の教会である。

1877年(明治10年)11月3日に、奥野昌綱が東京一致神学校に入学した日本基督公会(現、日本キリスト教会横浜海岸教会)の会員を中心に、東京府東京市千代田区麹町一丁目に麹町教会を設立した。奥野が仮牧師に就任した。

その後火災で焼失し、平河町3丁目に移転した。1923年9月関東大震災で会堂が倒壊したが、1924年に仮会堂を再建し、賀川豊彦が牧師に就任する。

1926年から都留仙次牧会をした。1931年1月に会堂を新築した。太平洋戦争中は松尾武が牧会をしていたが、1945年5月の空襲で会堂が焼失した。戦後は都留仙次が代務者として牧会をしたが、1952年9月に日本基督教団高輪教会に合併して消滅した。

歴代牧師

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参考文献

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  • 中島房男「高輪教会」『日本キリスト教歴史大事典』教文館、2003年