麓山公園

福島県郡山市にある公園

麓山公園(はやまこうえん)は、福島県郡山市にある都市公園(近隣公園)である[1]日本の歴史公園100選に選定されている。

麓山公園
分類 都市公園(近隣公園)
所在地
座標 北緯37度23分38.5秒 東経140度22分31.1秒 / 北緯37.394028度 東経140.375306度 / 37.394028; 140.375306座標: 北緯37度23分38.5秒 東経140度22分31.1秒 / 北緯37.394028度 東経140.375306度 / 37.394028; 140.375306
面積 2.2 ha
開園 1965年(昭和40年)4月1日
運営者 郡山市
設備・遊具 池、遊具、日陰棚、四阿、植栽、水飲み、麓山の滝、ゆったりトイレ
公式サイト 郡山市サイト - 麓山公園
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概要

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江戸時代、郡山が村から宿場町へ昇格した記念に造られた公園。全体的にの林が広がる日本風の庭園。面積は2.2ha。

古くからあったことから、松尾芭蕉[2]や遊女[3][4]などの句碑、養兎慰霊碑、従軍記念碑など数多くの碑が残されている他、二十三夜塔、戦没者慰霊塔や疏水の分水、麓山の滝などのモニュメント、水神弁財天を祀る、麓山神社なども存在する。

歴史

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二本松藩主・丹羽長祥馬場としても知られる[5]

1824年文政7年)、郡山村(当時)が宿場町として昇格した記念に造られた公園が母体となっている。それを元に明治の初め、町内の有志たちの手によって現在の公園の形に造成された。当時は共楽園と呼ばれた。

1882年明治15年)、安積疏水の完成を記念して「麓山の滝」が建設され、通水式が行われる[6]

1949年昭和24年)に都市公園に指定される[7]

1965年(昭和40年)4月1日正式に開園[8]

1989年平成元年)には「ふるさといきものの里100選」に、また2007年(平成19年)には「日本の歴史公園100選」に選定された。

麓山の滝

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園内には麓山の滝というが存在する。この滝は、1882年に完成した安積疏水を記念して造られたものである。通水式では歌舞伎舞踏会などが行われ、かつてないほどの大変なにぎわいを見せたと言う[7]

1991年、埋もれていた滝が復元され、滝見台が整備される。

2002年に「安積疏水麓山の飛瀑」の名称で国の登録有形文化財に登録された。

ギャラリー

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所在地

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周辺

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脚注

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外部リンク

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