鹿島川 (長野県)
長野県大町市を流れる河川
鹿島川(かしまがわ)は、長野県大町市を流れる信濃川水系の一級河川。
鹿島川 | |
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水系 | 一級水系 信濃川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 18.7[1] km |
流域面積 | 72[1] km2 |
水源 | 五竜岳 |
河口・合流先 | 高瀬川(長野県大町市平) |
流域 | 長野県 |
地理
編集北アルプスの五竜岳から発する大沢川を主流とし[1]、鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳の東斜面から流出する大冷沢川、小冷沢川、大合沢川等の小河川が合流した後、西側の後立山連峰と東側の天狗山、小熊山などの山地に挟まれた谷底平地を流れ、大谷原付近からほぼ直線上に南に流下し、大町市街地の北西で高瀬川に合流する。下流域一帯では鹿島川扇状地を形成し、扇状地の中央部には高瀬川渓谷の葛温泉から引湯した大町温泉郷が形成されている[2]。
河床は上流からの砂礫の搬出が著しく、花崗岩の大小の礫が堆積する。また上流部からは仁科三湖の青木湖へ引水され、湖面の水量を調節しながら発電用水としても利用されている[2]。
脚注
編集参考文献
編集- 『長野県百科事典』 信濃毎日新聞社開発局出版部、1983年
- 『角川日本地名大辞典 20 長野県』 角川書店、1990年