鹿児島鉄道事業部
鹿児島鉄道事業部(かごしまてつどうじぎょうぶ)は、鹿児島県鹿児島市の鹿児島中央駅構内にあった九州旅客鉄道(JR九州)の事業部の一つであり、鹿児島支社の管轄であった。
霧島高原鉄道事業部および指宿鉄道事業部の統合以来、鹿児島支社管内のうち、宮崎総合鉄道事業部の管轄エリアを除いた全区間が管轄対象となったこともあり、2022年4月の組織改正で支社本体に機能を統合する形で廃止された。同時に宮崎総合鉄道事業部は宮崎支社に改組されている。
本稿では本事業部廃止以降の鹿児島支社直轄の現業機関についても含めて記載する。
管轄路線
編集※管轄境界駅については、鹿児島鉄道事業部が管理を担当している駅を記載している。
歴史
編集乗務員
編集乗務員基地の正式名称は、鹿児島鉄道事業部鹿児島乗務センターおよび鹿児島鉄道事業部吉松運輸センター。鹿児島鉄道事業部鹿児島乗務センターには運転士・車掌が、鹿児島鉄道事業部吉松運輸センターには運転士が配属されている。鹿児島鉄道事業部廃止後は、鹿児島乗務センターのみが存続する。
2022年9月22日に在来線での車掌業務は廃止された。なお、3両編成以上の気動車列車においては運転士が車掌として乗務する。
運転士乗務範囲
編集鹿児島乗務センター
吉松運輸センター
- 肥薩線(人吉 - 隼人間)
- 吉都線(全線)
吉松運輸センターは2022年(令和4年)3月31日に廃止(2022年3月13日に「運転基地廃止記念式典」が開催された)[3]。
車両基地
編集車両基地として、鹿児島車両センターがある。当該項を参照のこと。
設備保全区所(保線・電気)
編集- 鹿児島工務所
- 国分工務室