鴨生駅

かつて福岡県稲築町(現:嘉麻市)にあった日本国有鉄道の鉄道駅

鴨生駅(かもおえき)は、かつて福岡県嘉穂郡稲築町(現在の嘉麻市)鴨生に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)漆生線廃駅)である。漆生線の廃止に伴い、1986年昭和61年)4月1日に廃駅となった[1]

鴨生駅
駅跡の公園(2007年11月)
かもお
Kamoo
下鴨生 (1.2 km)
(2.4 km) 漆生
地図
所在地 福岡県嘉穂郡稲築町鴨生
北緯33度36分23.7秒 東経130度43分54.4秒 / 北緯33.606583度 東経130.731778度 / 33.606583; 130.731778座標: 北緯33度36分23.7秒 東経130度43分54.4秒 / 北緯33.606583度 東経130.731778度 / 33.606583; 130.731778
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 漆生線
キロ程 1.2 km(下鴨生起点)
電報略号 カモ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1913年大正2年)8月20日[1]
廃止年月日 1986年昭和61年)4月1日[1]
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歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅で、木造駅舎(駅前広場あり)を併設する委託駅であった。当駅はかつて設けられていた三井山野炭鉱の玄関駅で、駅東側には石炭積み込みのホッパーが建てられていた。また、当駅から山野炭鉱への貨物支線が何本も分岐していた。

輸送量・収入

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年度 旅客(人) 貨物量(トン) 旅客収入(円) 貨物収入(円)
1924 59,004 224,159 12,461 275,561
1928 98,923 347,546 18,143 432,514
1931 89,600 250,410 14,705 303,975
1935 123,911 344,005 22,186 434,717
  • 福岡県統計書各年度版より

駅周辺

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三井山野炭鉱が稼働している折はその中心地で、駅周辺には山野炭鉱関連施設や炭鉱住宅が多く建てられたが、1973年昭和48年)の山野炭鉱閉山後は関連施設が解体されるほか、炭鉱住宅が普通の住宅に変わり、住宅街となった。周囲の人口は少なくなかったが、主だってバスの利用が多かったため当駅の利用者は少なかった。

  • 旧三井鉱山山野炭鉱
  • 鴨生郵便局
  • 福岡県立嘉穂養護学校
  • 嘉麻市立稲築東中学校
  • 嘉麻市立稲築東小学校
  • 鴨生商店街
  • 銭代坊商店街

隣の駅

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日本国有鉄道
漆生線
下鴨生駅 - 鴨生駅 - 漆生駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、802頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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