鳥飼茜
日本の女性漫画家 (1981-)
鳥飼 茜(とりかい あかね、1981年[1]8月13日[2] - )は日本の漫画家。大阪府出身[1]。元夫[3]で漫画家の浅野いにおとは2022年に離婚[4]。
とりかい あかね 鳥飼 茜 | |
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生誕 |
1981年[1]8月13日 日本・大阪府[1] |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 少年漫画、青年漫画、女性漫画 |
略歴等
編集- 「鳥飼茜」はペンネームであり、名付け親は大学時代の友人[6][7]。
- 大の“引越し好き”。父が家具職人だった影響もあってか、昔はよく自ら家具を作ったりリメイクしていたという[8]。
- 2004年に『別冊少女フレンドDX Juliet』でデビュー。読み切り漫画を掲載していた[5]。しかし、少女漫画にフィットせず、実際にいるような人物しか描けずかっこいい男の子が描けなかったという。その頃、青年誌『ヤングマガジン』の古谷実のアシスタントを1年半ほど務めていた[5]。
- 結婚後、男児を授かるも2010年に離婚。その後、1年半の交際を経て2018年9月に浅野いにおと子連れ再婚する。(浅野の希望で別居婚[9][10]。)また、息子を転校させないため、息子は平日は元夫の自宅で過ごさせ、週末に迎えに行き一緒に過ごす生活スタイルをとる[11]。2022年春に離婚[3]。
- 2010年に『月刊モーニングtwo』にて『おはようおかえり』で青年誌初連載。
- 2014年、『おはようおかえり』が『このマンガがすごい!2014』オンナ編第9位を記録。2015年には、「第39回講談社漫画賞」一般部門にて『おんなのいえ』がノミネート[12]。
- 自分への楽しみと読者への誠実さから紙への手書きにこだわり、デジタル・パソコンで描かない。高価なスクリーントーンの代わりにグレーのカラーマーカーで塗ってしまう。自分の今までの全部の時間、過去の自分を「総動員しているか」を大切にしているという。きつい現実であっても描く漫画であり、現実逃避ができる漫画ではないという。[13]
作品リスト
編集- ドラマチック
- わかってないのはわたしだけ
- おはようおかえり(2010年 - 2013年、『月刊モーニングtwo』、全5巻)
- おんなのいえ(2012年 - 2016年、『BE・LOVE』、全8巻)
- 先生の白い嘘(2013年 - 2017年、『月刊モーニングtwo』、全8巻)
- 地獄のガールフレンド(2014年 - 2017年、『FEEL YOUNG』、全3巻)
- ユー ガッタ ラブソング 鳥飼茜短編集(2015年、講談社、全1巻)
- ロマンス暴風域(2016年10月 ‐ 2018年12月、『週刊SPA!』、全2巻)
- 前略、前進の君(2015年 - 、『Maybe!』、全1巻)
- マンダリン・ジプシーキャットの籠城(2017年6月 - 、『ダ・ヴィンチ』、全2巻)
- 漫画みたいな恋ください(2018年、筑摩書房)
- サターンリターン(2019年1月[14] - 2022年10月[15]、『ビッグコミックスピリッツ』、全10巻)
- バッドベイビーは泣かない(2024年 - 、『モーニング』2024年31号[16] - )
メディア出演
編集- 5時に夢中!(TOKYO MX)のコメンテーターとして以下の放送日に出演した。
- 2018年11月6日(火曜日)
- 2019年2月12日(火曜日)
- 2019年6月11日(火曜日)
- 2019年9月17日(火曜日)
- セブンルール(2020年5月26日、フジテレビ系列)
- 関ジャニ∞クロニクルF(2020年9月14日、フジテレビ系列)
- グータンヌーボ2(2021年1月26日、関西テレビ)
- 踊る!さんま御殿!!(2024年1月23日、日本テレビ系)[17]
脚注
編集- ^ a b c d おんなのいえ 著者紹介 - BE・LOVE 講談社
- ^ torikai_newsのツイート(896722665116844032 )
- ^ a b “『ロマンス暴風域』鳥飼茜が語る「男性用風俗だけじゃなくて、女性用も気になる」”. 女子SPA! (2022年7月26日). 2022年7月26日閲覧。
- ^ “鳥飼茜と浅野いにおが結婚、日記連載「漫画みたいな恋ください」の号外で報告”. コミックナタリー (2018年9月25日). 2018年9月25日閲覧。
- ^ a b c “It's Work Time vol.5 manga artist Akane Torikai 鳥飼茜”. NYLON JAPAN. 2021年6月29日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “鳥飼茜が初のコラム連載、第1回はペンネームの名付け親について語る”. コミックナタリー. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “12年目の「鳥飼茜」を生んだ男の話|ウーマンエキサイト”. ウーマンエキサイト. 2021年7月27日閲覧。
- ^ SUUMO (1616981400). “欠点はあってもチャーミングな家に住みたい。引越し経験12回の漫画家・鳥飼茜さんのマンション愛”. マンションと暮せば by SUUMO. 2021年6月29日閲覧。
- ^ “鳥飼茜さん「寂しさは結婚しても埋まらない。孤独と向き合う方法は今も模索中です」”. telling,. 2021年6月29日閲覧。
- ^ “漫画家・鳥飼茜、夫・浅野いにおと毎日顔を合わせない理由とは”. マイナビニュース (2020年5月26日). 2021年6月29日閲覧。
- ^ “「息子と週末だけ過ごす生活軸が『私という母親』には合っている」マンガ家・鳥飼茜さんがたどり着いた場所”. ハフポスト (2019年4月29日). 2021年6月29日閲覧。
- ^ “第39回講談社漫画賞に14作品がノミネート、受賞作の発表は5月12日”. コミックナタリー (2015年4月3日). 2015年4月3日閲覧。
- ^ “漫画家・鳥飼茜が自身に課す“セブンルール”「私は、見たくないものを描かなきゃ」”. フジテレビュー!! (2020年5月27日). 2023年3月2日閲覧。
- ^ “鳥飼茜の新連載がスピリッツで開幕、「闇金ウシジマくん」は残り5話で完結”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年1月21日). 2022年10月31日閲覧。
- ^ “「絶滅動物物語」の作者が描く、癒やしてほぐす中年メンテナンス物語がスピで開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月31日). 2022年10月31日閲覧。
- ^ “「先生の白い嘘」の鳥飼茜が描く大人4人のサスペンスラブコメ、モーニング新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年7月4日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ “踊る!さんま御殿!!:人気マンガ家集結 「キン肉マン」嶋田隆司が雑誌連載のシビアな裏側暴露 「カイジ」福本伸行、「宇宙兄弟」小山宙哉も”. MANTANWEB. MANTAN (2024年1月22日). 2024年1月24日閲覧。