鳥見山

奈良県宇陀市と桜井市の境に位置する山

鳥見山(とりみやま[1]/とみやま[2])は奈良県宇陀市桜井市の境に位置する。標高734.6メートル。

鳥見山
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標高 734.6 m
所在地 日本の旗 日本
奈良県宇陀市桜井市
位置 北緯34度33分0.72秒 東経135度56分25.69秒 / 北緯34.5502000度 東経135.9404694度 / 34.5502000; 135.9404694座標: 北緯34度33分0.72秒 東経135度56分25.69秒 / 北緯34.5502000度 東経135.9404694度 / 34.5502000; 135.9404694
鳥見山の位置(日本内)
鳥見山
鳥見山の位置
プロジェクト 山
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概要

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鳥見山は『日本書紀神武天皇四年二月条によれば、神武天皇が皇祖神天神を祀った場所である霊畤(まつりのにわ)という伝承に登場し、榛原という地名の由来である。山頂の南側に鞍部を経て雌岳がある。

山頂を南側に下ったところにある鳥見山公園は春のツツジ、秋の紅葉の名所として知られ、山頂に近い方の展望台からは南の方角を眺望できる。また、公園内を東海自然歩道が通っている。

もうひとつの鳥見山

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桜井市外山(とび)にはもうひとつの鳥見山が存在する。山頂の標高は245メートル。西麓に鎮座している式内社等彌神社が山上に鎮座していたとされ、神武天皇にまつわる伝承も同様であり、山中に碑などもある。北麓には宗像神社が鎮座する。本居宣長は、「本来鳥見山は外山を指すが、鳥見という名の地域は広く、そこで(萩原)榛原のあたりまでも鳥見山中と言った」[3]という説を示している。

脚注

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  1. ^ 桑原英文・倉橋みどり 2014, p. 72 及び鳥見山公園現地案内板より
  2. ^ 小島誠孝 2010, p. 36.
  3. ^ 日本書紀』一、坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋、校中 p.243 ISBN 4-00-300041-2

参考文献

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  • 小島誠孝『奈良県の山』山と溪谷社〈新・分県登山ガイド〉、2010年。ISBN 9784635023788 
  • 桑原英文・倉橋みどり『奈良 大和路の紅葉』淡交社、2014年。ISBN 9784473039682 

外部リンク

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