鯨と海の科学館
岩手県山田町にある博物館
鯨と海の科学館(くじらとうみのかがくかん)は、岩手県下閉伊郡山田町にある博物館。クジラを通じて彼らが住む三陸の海、そして海を育てる豊かな自然環境について知ることをテーマにしている。
鯨と海の科学館 | |
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科学館外観 | |
施設情報 | |
正式名称 | 山田町立鯨と海の科学館 |
事業主体 | 下閉伊郡山田町 |
管理運営 | 一般社団法人山田町観光協会 |
延床面積 | 1973.11m2 |
開館 | 1992年(平成4年) |
所在地 |
〒028-1371 岩手県下閉伊郡山田町船越7-50-1 |
位置 | 北緯39度26分11.6秒 東経141度58分32.3秒 / 北緯39.436556度 東経141.975639度座標: 北緯39度26分11.6秒 東経141度58分32.3秒 / 北緯39.436556度 東経141.975639度 |
アクセス |
・三陸鉄道リアス線 岩手船越駅から徒歩10分 ・道の駅やまだより 徒歩 : 8分 車 : 3分 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集1987年(昭和62年)、三陸沖において体長17.6メートル、体重60トンの巨大なマッコウクジラが捕獲された。捕鯨基地であることや巨大なマッコウクジラを後世に伝えるため1992年(平成4年)7月に開館。2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災後、長期休館を余儀なくされたが、2017年(平成29年)7月15日に再開館した。周辺には公園や防潮堤が整備されている。
主な見どころ
編集- 3Dシアター
- マッコウクジラ実物大模型
- クジラの本物骨格標本
- タッチプール
震災と復興支援
編集東日本大震災によって約7万点の漁具・標本が流出したものの、マッコウクジラの骨格標本は無事だった。開館時から関わる東京海洋大学等の協力も得ながら6年4か月後の2017年(平成29年)7月15日に再開。同日には約800人が訪れた[1]。
利用情報
編集周辺施設
編集- 道の駅やまだ – 車で約3分。
脚注
編集- ^ “被災のマッコウクジラ標本、6年4か月ぶり公開”. 読売新聞. (2017年7月16日) 2018年9月24日閲覧。
- ^ “AKBが山田町にやってくる!”. 山田町観光協会 (2017年8月30日). 2018年9月24日閲覧。