魔王様、リトライ!

神埼黒音による日本のライトノベル、メディアミックス作品
魔王様、リトライ!Rから転送)

魔王様、リトライ!』(まおうさま リトライ)は、神埼黒音による日本ライトノベル。略称は「まおリト」。2016年10月10日から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載開始。2017年の第5回ネット小説大賞で金賞を受賞し[3]、同年からモンスター文庫双葉社)で文庫として書籍化され、2018年にはMノベルス(同社刊)より新装版が単行本として刊行されている。イラストは文庫版(モンスター文庫版)を緒方剛志、単行本版(Mノベルス版)を飯野まことが担当している。「次のヒット作はこれだ! 新作ラノベ総選挙2018」(ブックウォーカー)では9位を獲得している[4]。2024年9月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は222万部を突破している[5]

魔王様、リトライ!
ジャンル 異世界ファンタジー[1]なろう系[2]
小説
著者 神埼黒音
イラスト 緒方剛志(文庫版)
飯野まこと(単行本版)
出版社 双葉社
掲載サイト 小説家になろう
レーベル モンスター文庫(文庫版)
Mノベルス(単行本版)
連載期間 2016年10月10日 -
刊行期間 2017年6月 -
巻数 全3巻(文庫版)
既刊10巻(単行本版、2024年9月現在)
漫画:魔王様、リトライ!
魔王様、リトライ!R
原作・原案など 神埼黒音
作画 身ノ丈あまる
出版社 双葉社
掲載サイト WEBコミックアクション
がうがうモンスター
レーベル モンスターコミックス
発表期間 2017年10月20日 -
巻数 既刊14巻(「無印」5巻 +「R」9巻)
(2024年9月現在)
アニメ
原作 神埼黒音
監督 木村寛
シリーズ構成 谷崎央佳
キャラクターデザイン 中山知世
音楽 宝野聡史
アニメーション制作 EKACHI EPILKA
製作 「魔王様、リトライ!」
製作委員会
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2019年7月4日 - 9月19日
話数 全12話
アニメ:魔王様、リトライ!R
原作 神埼黒音、身ノ丈あまる
監督 古賀一臣
シリーズ構成 高山カツヒコ
キャラクターデザイン 保村成
音楽 SUPA LOVE
アニメーション制作 月虹
製作 「魔王様、リトライ!R」製作委員会
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2024年10月5日 - 12月21日
話数 全12話
ラジオ:アニメ「魔王様、リトライ!」presents!
ラジオでも、リトライ!
配信期間 2019年6月28日(第0回)
2019年7月5日 - 9月27日
配信サイト 超!A&G+
AG-ON Premium
配信日 毎週金曜19時
配信回数 全13回
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 高尾奏音(アク役)
石原夏織(ルナ・エレガント役)
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメラジオ

メディアミックスとして、2017年10月20日からは『WEBコミックアクション』(双葉社)にて、身ノ丈あまるによるコミカライズ作品が連載を開始。連載途中で同社の新サイト『がうがうモンスター』に移行し、後にタイトルが『魔王様、リトライ!R』に変更される。またテレビアニメ化され、第1作が2019年、第2作が2024年にそれぞれ放送された。

あらすじ

編集

ゲーム運営者の社会人「大野晶」は気づくと異世界の森におり、そこでは自分の作成したプレイヤーキャラクターの魔王「九内伯斗」の姿になっていた。その状況に混乱する伯斗だが、森の中で怪物に襲われていた「アク」という少女を助ける。伯斗はこの世界の情報を知るために、アクを連れて旅に出る。

登場人物

編集

特記のない限り、「声」はテレビアニメ版第1作 / 第2作の担当声優

主要人物

編集
九内 伯斗くない はくと
声 - 津田健次郎[6] / 津田健次郎[7]
本作の主人公[8]。45歳。身長187cm。自身が作った「GAME」の最終日にラスボスにログインしたまま異世界に飛ばされてしまった、元はゲーム内での運営管理者。名前も同様にゲーム内のもので、中身は大野晶という一般的な社会人。「GAME」では大帝国を根城とする「暴虐の魔王」であり、見た目は渋い顔立ちにオールバックの長髪、黒いロングコートに身を包む姿をしている。
異世界に飛ばされるも、「GAME」でのラスボスという設定を引き継ぎ、ステータスは異常に高い。また、管理者権限でログインしていたためか、異世界でも管理者コマンドという神に等しい力を持ち、得られたスキルポイントを使用することで物質生成や部下の呼び出しなどが行える。武器は斬撃、投擲可能なナイフ「ソドムの火」。また、気力が回復できる「マイルドヘブン」というタバコ系アイテムを携帯している。レベル30以下のキャラクターの物理攻撃は効かない反面、GAMEには存在しなかった魔法への耐性がないのが弱点。
アクとの出会い以降、アクや出会う人から魔王と呼ばれたり、ちょっとした行動に壮大な意図があると誤解されつつ、最終的に元の世界へ帰るための手掛かりを探しながら、各地でトラブルを巻き起こしていく。
ちなみに本物の九内伯斗の人格は体の奥に存在しており、「GAME」では悠や田原といった8人の側近を従える大帝国の高官にして、悪名高いGAMEの主催者(という設定)。
400万人を超える屍山血河(しざんけつが)の頂点に立つ正真正銘の「魔王」である。
なお、漫画版では髪の長さが肩までになっている。
大野 晶おおの あきら
声 - 津田健次郎 / 津田健次郎
「GAME」の開発者で、設定なども全て1人で作成した。30代。本業はサラリーマン。
長いゲーム運営と社会人生活において鍛えられた非常に高い演技力を持ち、常に大野が九内を演じているような形になっている。つまり、超絶な能力に対して一般人程度のメンタリティーしか持ち合わせていないので、様々なプレッシャーに晒されて苦労している。アニメの12話のアイキャッチ曰く、天性の詐欺師。
霧雨 零きりさめ ぜろ
声 - 森久保祥太郎[9] / 熊谷健太郎[7]
大野が持つもう一つのキャラクターで、テーマは硬派な暴走族。身長180cm。背中に龍の絵を入れた白の特攻服を纏い、圧倒的な拳闘で戦う正義の漢。残虐非道な極悪の相手であるほど強烈なバフスキルを発揮する。
キャラクターチェンジをすることで現れるが、その間は、大野の意識そのものは維持されるものの、性格が変わったような発言を含め、肉体的な意思を一切受け付けない自動操縦モードになる。あまりに大野の性格と乖離した言動であるため大野自身が気恥ずかしくなり、1度目のチェンジ以降はよほど切羽詰まった状況でない限りチェンジは控えている。
キラー・クイーンならびにサタニストや悪魔たちからは龍人(たつびと)と誤解されている。
大野は「九内が実家なら、零は1人暮らしの部屋」と評している。
魔王の指輪(サタンリング)
声 - 黒田崇矢 / 津田健次郎
願いの祠の神像から出現した指輪。九内の指に密着しており、外すことはできない。
座天使が残した最後の奇跡であり、世に混沌と破滅を齎せば、数多の願いが叶う力を持つ。
いざという時には「本物の九内伯斗」が指輪を通して身体を支配しようとする力があるようで、九内を悪の道へ導こうとする。このことが零の登場につながった。
アク
声 - 高尾奏音[6] / 麻倉もも[7]
本作のヒロインの一人[10]。村人の少女。両親は幼くして病で亡くしており、それが村全体での迫害に拍車をかけることとなり、悪魔王グレオールへの生贄に出されたところを九内に助けられる。左右の瞳が色が違っていて、左目を伸ばした前髪で隠している。一人称は「ボク」。純粋無垢な性格で、九内を魔王様と呼び、父のように慕う。迫害が原因で、初登場時には右足を引き摺っていたが、悠の治療で完治した。
なお、ルナやトロンとは違い、アニメ12話時点では何の特殊能力を持たない一般人である。このため、漫画版ではアクが対価となる能力を持っていないにもかかわらず九内の寵愛を受けていることに、悠や田原といった側近たちが疑問を抱いている。

九内の側近

編集

九内のスキルによって出現した側近たち。「GAME」内と違い自我を持つ。

桐野 悠きりの ゆう
声 - 佐藤利奈[11] / 日笠陽子
本作のヒロインの一人。九内の側近の女性。22歳。身長175cm。天才的な医師かつ科学者。
指を医療器具に変化させられる「神の手」という能力を持つ。「この世のあらゆる病魔を駆逐し、怪我を治癒する」という設定であり、異世界でもその設定を引き継いでいる。
アクの怪我を治すために最初に召喚した側近。GAME内ではサディスティックなキャラとして設定されており、アニメのEDでは解剖など人体実験を行なっているような光景があり、カーミヤ相手には嗜虐性の一端を覗かせた。側近たちの間でもソリが合わないようで、九内(正確には中の人である大野)も彼女の切れすぎる知性で正体がバレてしまうことを恐れている。しかし、悠の治療でアクの脚が完治したのを伯斗に褒められたことがきっかけで、九内に惚れてしまう。ショタコンという設定をもち、アクと対面した時にはアクに男装してもらうよう興奮したが、九内に惚れた後は彼女が好みそうなショタが大勢いるラビの村でも、男の子たちに手をだしてはいない。なお、九内を長官と呼ぶ。
田原 勇たはら いさみ
声 - 関智一[12] / 駒田航[7]
九内の側近の男性。31歳。身長182cm。普段の姿は怠惰で無気力であるが、世界中の銃器に愛される体質を持っており、側近内で唯一“天才”の設定を与えられている。どんなことでもソツなくこなしてしまう才能の持ち主で、妹が絡まない限り、人格も安定しているのである意味では、九内から一番信頼されている。なお、九内を長官と呼ぶのは悠と同じ。
悠とあまり衝突しないことから2番目に召喚されたが、それでも敵はおろか、味方にまで手にかけかねない悠に恐怖心を抱いている[13]。トロンからは「きれいな色」と評価されている。
真奈美まなみという妹がおり、重度に溺愛するシスコンでもある。九内には妹ともども救われたことから恩義を感じている。
藤崎 茜ふじさき あかね
声 - 和氣あず未(第2作)[7]
九内の側近の女性。漫画版第26話(R1話)にて、桐野と田原の板挟みになることを恐れた九内に召喚された。見た目は女子高生風で、九内曰く性格は「底抜けに明るくて能天気な奴」。
宮王子 蓮とは仲が良い。
宮王子 蓮みやおうじ れん
アニメ版及び漫画版の側近召喚のメニュー画面に氏名のみ表示。漫画版第26話で九内が「戦力で考えるなら一番」「田原たち並みに頭が良い」「"九内"とは浅からぬ因縁がある」と語っている。原作において、5番目に召喚された。
召喚による仕様の変化が起こり、彼女の魔法耐性は完全といえる。
加藤 勝かとう まさる
アニメ版の予告の中で九内に「剣術バカ」と回想されている。
野村 武文のむら たけふみ
アニメ版の予告の中で九内に「総合格闘技チャンピオン」と回想されている。
近藤 友哉こんどう ともや
原作小説において4番目に召喚された。二次元にのめりこんでいる引きこもりで、GAMEにおいて、彼の領域に踏み込まない限りは攻撃してこないため、側近の中で最も無害で善良である。特殊な目を持っており、未来視ともいえるその目と弓の技術はすさまじい。また、所持するタブレットを使い高いマッピング能力を有していると思われる描写もある。
的場 静まとば しずか
原作小説では、大帝国の大量殺人鬼であり、自分を捕まえた九内伯斗を自分の手で殺したいと思っている人物であると紹介される。
アニメ版では、側近召喚のメニュー画面にて氏名表示されたのみで、人物詳細は語られなかった。

九内の配下

編集
トロン
声 - 木下鈴奈[9] / 井口裕香
本作のヒロインの一人。元サタニストの少女。身長143cm。魔族と人間のハーフであり、人間の世界、魔族の世界、拾われたサタニストの中でも身の置き場がなかった。オルイット対キラー・クィーンの戦闘では「奈落」をぶちまけたことで戦況を悪魔側優位にさせるものの、オルイットが零(九内)に追い詰められ、力を得るために吸血されたことによって死にかける。が、零が与えた回復アイテム「カロリー冥土」によって一命を取り留めた。その一連の行動と零の性格にキラー・クィーン同様に惚れてしまう。人の魂や善悪など万物を色で見分けるギフト「魂魄を見るもの」を持つおかげで、九内と零が同一人物だと見抜き、九内のもとに押しかけて、そのまま配下になる。
アニメ版では髪が地面につくほど長い髪をサイドテールにしている。漫画版でもロングヘアではあるが、そこまで長くはない。

三聖女

編集
ルナ・エレガント
声 - 石原夏織[6] / 鈴木愛奈[7]
本作のヒロインの一人。三聖女の一人。三女。16歳。身長153cm。聖女の中でも飛び抜けた魔法の才がある。非常にワガママ。元々は貧民の出身であったが天賦の才によって教会に入り、10歳にして聖女になった。聖女だからか、「ラビの村」という自らの領地をもっている。魔法の才はあるが領地経営の才はなく、おべっかや阿諛追従に簡単に乗せられてしまうので、周囲の大人たちによって都合のいいように担がれている。
魔王が出現したと聞くや否や、討伐と称して騎士たちを引きつれて出陣。野盗と九内の絡みに乱入し、騎士たちとともに戦闘を仕掛けるもそろって返り討ちにあう。大金貨入りの財布を捲きあげられた後に九内の後を追ってきたが、泊まる宿がなく彼らの宿に訪れた際に一緒に泊まり、流れで九内とアクの旅に同行することとなる。エビフライからは「ワガママで素直な子」という評。
アニメでも漫画でもロングヘアなのは同じだが、漫画版では前髪を作らず73に分けているので雰囲気が若干、変化している。
キラー・クイーン
声 - 戸松遥[11] / 千本木彩花
本作のヒロインの一人。三聖女の一人。次女。17歳。身長170〜173cm。好戦的で立ち居振る舞いは女王そのもの。人呼んで「世紀末聖女」。『北斗の拳』に出てくるような馬車に乗り、屈強でモヒカンな男たちを従えている。粗暴な立ち居振る舞いからは想像できないが、自分より強い運命の相手が現れるのを待っている乙女な一面もあり、とある出来事で出会った零に一目惚れしてしまう。
外見の描き方はルナとは逆で、漫画版では前髪有り、アニメでは分けている形になっている。また、アニメ版のほうがさらに髪が伸びている。
エンジェル・ホワイト
声 - 豊崎愛生[11] / 内田彩
本作のヒロインの一人。三聖女の一人。長女。18歳。身長165cm。三聖女唯一の常識人であり、いつも妹たちに振り回されている苦労人。政務に真面目に関わっていて、一部の特権階級が冨を独占している状況を知りながらも変えられないことに苦慮している。
魔王と名乗る九内のルナの領地経営を認めはしたものの、九内が聖光国を侵略すると思い込む。
九内の強さやワガママなルナを手懐けてしまったこと、さらにはマダム・エビフライまでも取り込んでしまったことに危機感を抱いて、ルナを連れ戻すべく「熾天使の跳躍」でラビの村に訪れる。モモとキョンによって温泉に案内されたが、間違って男湯に入ってしまったことから、思わぬ形で九内との会談になった。そこで「天使の輪」を贈られ、ルナを取り戻せずに流され神都に帰還。
聖女ではあるものの人並みに恋したいと思っている。奇跡を行使すること、天使の輪を作り出すこと、ルナを簡単に手懐けてしまったこと、最後に九内が「自らが座天使に呼ばれた存在」と言ったことから、九内を堕天使ルシファーと誤解してしまう。

冒険者

編集

魔物を討伐して報酬を得たり、迷宮や遺跡などから宝物を発見するのが主な仕事とする者たち。ランクがあり、高ランクの冒険者は優遇されるが、稼げなければ傭兵で糊口を凌ぐこともある。

ミカン
声 - 生天目仁美[14] / 茅野愛衣
極端に露出度が高い、際どい服の女戦士。17歳。身長172cm。いつもユキカゼの言動に振り回され苦労している。オレンジの短髪にゴーグルを装着している。コミック版では、パフスリーブのシャツ・ミニスカート・長ブーツと割と落ち着いた服装をしている。魔王ということで、珍しく九内には好印象を抱いていないが、2度ほど九内に助けられているので、その点に関しては恩に感じてはいる。
ユキカゼ
声 - 徳井青空[14] / 土屋李央
Bランク冒険者。ミカンの相棒の魔法使いで、九内も誤解するほどの超絶美少女であるが、実の性別は男の娘。16歳。身長160cm。九内のことを「おじ様」と呼び、なぜか距離感が近い。マント留めや胸当て、ミニスカートと長靴にの珠(ボール)飾りをつけている。コミック版では、大きなえりの七分袖シャツ・ショートパンツ・短ブーツとおとなしめな服装をしている。さらにコミック版では髪型がボブでショタに見えなくもないが、アニメ版では髪を伸ばしてポニーテイルにしているため、より女の子にしか見えなくなっている。
ミカンともどもサンドウルフ討伐の依頼を引き受けたものの、数の圧倒的多さに逃げる羽目に陥る。その進路上に九内一行がいて、九内が圧倒的火力でサンドウルフを一掃したことで一目惚れした。酒場「ノマノマ」において、九内に冒険者やアイテム事情を説明したところ、九内が北の迷宮に行くことを知ったので同行を願い出る。このため、アニメ12話で伯斗とミカンとユキカゼのパーティが結成されることになった。
ミンク
声 - 桜咲千依[9] / 鈴木みのり[7]
Sランク冒険者。中二病気味で巨乳の僧侶。20歳。身長171cm。その禍々しい詠唱は周りから呆れられるほど痛々しい。オルガンとは凸凹コンビで、両者の雰囲気にはかなりの温度差が見てとれる。
オルガン
声 - M・A・O[9] / 橘美來[7]
ミンクと行動を共にするSランク冒険者。身長155cm。フードマントを羽織り、謎に包まれているが、その正体は魔人で、大悪魔ベルフェゴールの娘。マントの中は、ミカンに負けず劣らず露出が多い。魔王様ほどではないが相当に強く、余裕のある態度を見せる。魔人は総じて長寿なのか、実は400歳を超えている。

サタニスト

編集

舞台となる聖光国に怨みを抱いている悪魔信奉主義者の宗教団体。全員黒ローブを着ており、破壊の限りを尽くす。九内も彼らの歪んだ願いによってこの世界に召喚された。各個人の戦闘力はさほどないが、奈落を展開するのと、命と引き替えに悪魔たちを召喚するなどの戦い方をする。

ユートピア
声 - 子安武人 / 岸尾だいすけ
サタニストの教祖。
ウォーキング
声 - 辻井健吾 / 影山貴広
ユートピアの配下。集団を率いているリーダー。神都襲撃で、「奈落」をぶちまけたことで戦況をサタニスト側優位にさせるものの、零(九内)には奈落の効果はなく逆に反撃され追い詰められてしまう。
マージ
声 - 峰健一(第1作)
集団に所属している一人。神都襲撃で、自分の命と引き替えにカーニバルを召喚した。父親は腕の良い靴職人だったが、不況の煽りから廃業に追い込まれてしまい酒に溺れ、家の中で暴れ回りマージにも度々暴力を振るうようになった。まだ若かったマージは耐え切れず父親を刺し殺して村から飛び出した。転落人生の中サタニストに拾われた。
カーミヤ
声 - 岩澤俊樹(第1作)
サタニストたちの神都襲撃の時、高級レストラン「アルテミス」において恐怖に襲われた客たちを落ち着かせるために雇われたピエロ、というのは表向きで、サタニストからアルテミスで食事を楽しんでいる聖女ルナを殺害するよう依頼された暗殺者。しかし、悠を「単なる聖女の取り巻きの1人」と見てしまうなど実力は大したことがなく、実行に移す前に、悠に「手品」と称して、気づく間もない一瞬で両腕を肩から切り落とされてしまう。幸い、縫合され元通りになるが、当然のことながら、これは悠がカーミヤの正体を見破った上での脅しであり、そのまま逃亡する。
トロン
上記を参照。
ガルシア
声 - 鳩岡大輔(第2作)
札付きの犯罪者。聖女を暗殺するために悪魔のベヒモドを召喚した。

悪魔

編集
グレオール
声 - 山中真尋 / 非公表
悪魔王と呼ばれる最上位悪魔。智天使が自身の命と引き替えに封印したという強大な悪魔で、封印されてもなお呪いで周辺の土地を汚染するほど。九内が召喚される数ヶ月前に自力で封印を解き、各地で暴虐の限りを尽くす。人々に生け贄を要求し、その生け贄に選ばれたうちの1人がアク。かすり傷とはいえ物理攻撃で九内に傷を負わせるなど、そこそこの実力者ではあったが、九内の敵ではなくあっさりと秒殺された。
カーニバル
声 - 福西勝也(第1作)
神都襲撃でマージが、自身の命と引き替えに召喚した中級悪魔。背中にギターを背負った道化師の格好をしてオネエ言葉で喋る。しかし、九内の敵ではなく、汚い花火として処分された。
オルイット
声 - 緑川光 / 杉田智和
神都襲撃でサタニストたちが、自身の命と引き替えに召喚した、闇公爵と呼ばれる貴族然とした上級悪魔。聖城前でクィーンとミンクとの戦闘になり、互角以上の戦いを繰り広げる。トロンが「奈落」を展開して、キラークィーンたちを弱らせたことで優位に立つが、その後に乱入した零の敵ではなく、トロンを吸血して回復した後、最後に化け物に変身して襲いかかるが、零の拳にあっさりと粉々になった。小説、漫画では「闇公爵」と書いているが、アニメでは「闇侯爵」と書いてある。変換ミスかは不明。
ハニトラ
声 - 豊田萌絵 / 佐藤優美
ベヒモド
声 - 木村圭助(第2作)
忘られた遠い時代の悪魔。聖女を抹殺のためにガルシアに召喚されるが、ルナの覚醒した攻撃魔法に敗れ謎の言葉を残して消滅した。
ベルフェゴール
声 - 置鮎龍太郎(第2作)
魔族領で押しも押されもせぬ大悪魔。
ケール
声 - 津田美波(第2作)
魔族領や獣人国内でも能動的に活動する少年の姿をした悪魔。
串刺し公
声 - 竹本英史(第2作)
ヘンゼル
声 - 喜屋武和輝(第2作)
レッドスライム
声 - 長岡さくら(第2作)

聖光国

編集
ドナ・ドナ
声 - 松平真之介 / 堀内賢雄
貴族の中でも貴族長を務める大貴族。実質、聖光国を支配している1人といっても過言ではないが、九内が言うところの「毒物」且つ「無能」というべき人物。九内がラビの村を経営しようとした時、会議で九内を排除しようとしたが、アーツの反対やホワイトの判断もあって渋々見送る。
マーシャル・アーツ
声 - 内田直哉 / 家中宏
聖光国の戦士長、聖光国の軍事のトップ。62歳。身長180cm。この手の作品にしては良識のある人物で、会議においてドナドナが九内を排除しようとした時には反対した。クィーンからも一目おかれている。
コマンド・サンボ
声 - 塩屋翼 / 志村貴博
退役兵士。アーツの腹心であったが、魔獣討伐で目に怪我を負い、半ば失明状態になってしまったので退役を余儀なくされた。エビフライのラビの村訪問の際に同行、桐野悠の治療によって目が治ったのでアーツのもとに戻っていった。エビフライとは憎まれ口をたたき合う仲であるが、サンボの目が治ると謝礼としてエビフライは悠にラムダ聖貨を進呈したので関係性の良さがしのばれる。
マウント・フジ
声 - 稲田徹(第1作)
キラー・クィーン側近のモヒカンで筋骨隆々な兵士。28歳。身長2m。参謀および楯、聖槌シグマの運搬役といったところが主な役目。
イエイ
声 - 桑谷夏子(第1作)
冒険者御用達の酒場「ノマノマ」の店長をつとめる陽気な中年女性。45歳。身長168cm。九内によれば「飯がうまい」とのこと。
ナンデン・マンネン
声 - 菊池通武(第1作)
交易都市ヤホーで美術品・骨董品を扱っている「NANDEN-MANDEN」の店主で、九内がスキルポイントで作ったアイテムを、値段を提示するのではなく、マンネンに価格を決めさせるという鑑定眼を確かめてくるようなやり口で売ってくるので高値掴みをさせられているという印象があるが、大金貨15枚(3000万)で九内から仕入れたオルゴールをオークションで大金貨42枚(8400万)で売却しているので、そこそこといったところだろう。ちなみに落札者はエビフライの姉妹のカキフライで、落とすつもりだったドナ・ドナが逆上して、暴挙に出ることとなる。
ビンゴ
声 - 興津和幸(第1作)
服飾店の店長。オネエ言葉で話す。M気質がある。
モモ
声 - 久保ユリカ[9] / 愛美
ラビ村で暮らす娘。ボーイッシュな見た目で言葉や態度に少しトゲがある。語尾に“ウサ”を付けて話す。
キョン
声 - 荒浪和沙[9] / 千春
モモと同じラビ村の娘。ロングヘアで語尾に“ピョン”を付けて話す。
エビフライ・バタフライ
声 - 斉藤貴美子 / 會田栞子
帝都の社交界の重鎮。身長170cmぐらい。非常に恰幅が良い。貴族の間での中心人物で、九内に興味を示す。魔王の噂を知った上で接触をしてきたので、九内も「喰えない奴」という評価をした。「カキフライ」という名前の双子の妹がいるが、姉妹仲は悪い。
世間の女性同様、加齢による美貌の衰えを気にしており、九内との会食の席で肌を綺麗にする石鹸を提供されたことから、ラビの村にある魔王の温泉旅館に訪れる。温泉の効用の数々にノックアウトされて、温泉旅館に逗留することを決意した。
美に対する情熱は相当であり、敏感になっている。石鹸や温泉など、本来時間をかけて実感するものであるが、マダムはその効能を一瞬で感じ取ることができる。
なお、アニメのアイキャッチによれば肥満はバタフライ家にのみ伝わる呪いのせい。
オ・ウンゴール
声 - 山本兼平 / 岩澤俊樹
山賊集団の土竜(もぐら)の頭領。大野晶の上司の顔に似ている。聖女ルナが討伐にきたと思いこみルナに奇襲をかけようと企てるが、九内やルナに返り討ちにされる。
イーグル
声 - 鬼頭明里 / 野口衣織[7]
貧民の出身のルナの幼馴染。当時6歳で、ルナと同い年。ルナは彼女を教会に迎えようとしたが、亜人だったため教会の使者に殺処分された。そのことでルナの心に深い傷が残りモモやキョンを見るたびにイーグルを重ねている。
既に処刑されていたと思われていたが、ある人物の命令により死刑は中止になり国外追放に変更になり、ライト皇国で亜人狩り部隊に捕獲され、魔族領に売り渡されそうになる。イーグルが磔の刑にされてるのを聖女ルナが耳にしルナが救出に向かうが、ライト皇国の神官やサタニストとの戦いに巻き込まれ、かけつれた九内に助けられる。
願いの祠の神像
声 - 斎藤千和 / ボルケーノ太田
「願えば、どんな願いでも叶えてくれる」という願いの祠に安置された神像。その霊験は確かで、サタニストたちが願ったことによって九内 伯斗が召喚された。禍々しい姿をしているが、当人?いわく「長きにわたる人間たちの邪悪な願いがこの身を変えた」とのことで、元は白い姿であったとのこと。漫画とアニメでは外見が変わっていて、アニメ版のほうがマイルドになっている。
神像と対面した九内は帰還を望むが、神像は「召喚者の願いに背く」と拒否。九内の召喚で力を使い果たしていたため、九内に厨二病溢れる髑髏の指輪を授けて消滅した。
その正体は九内の憶測通り座天使である。
アズール
声 - 亀山雄慈(第2作)
ミリガン
声 - 成澤卓(第2作)

ゼノビア新王国

編集
ベアトリス
声 - 中島愛(第2作)
ゼノビア新王国の女王。
コウメイ
声 - 遠藤綾(第2作)
ゼノビア新王国の宰相。
ハンゾウ
声 - 乙幡美成(第2作)
ゼノビア新王国子飼いの忍び集団の棟梁。
レオン将軍
声 - 住谷哲栄(第2作)
ゾルム副官
声 - 塚田徹郎(第2作)

パルマ王国

編集
ケーキ
声 - 宮咲あかり(第2作)
パルマ王国の姫。

獣人国

編集
タツ
声 - 野田真理愛(第2作)
声 - 北垣内春香(第2作)
『龍』の言葉を獣人国内に伝える役目を持つ女性。
大神主
声 - 宮世真理子(第2作)
獣人国の結界を神域内から維持する存在。
ブルーフォックス
声 - 木下鈴奈(第2作)
森の中の神社にいる狐耳の少年。
ファイヤーフォックス
声 - 綾坂晴名(第2作)
森の中の神社にいる狐耳の少女。
モンキーマジック
声 - 竹内良太(第2作)
猿人の長。孫悟空の様な風貌をしている。
ハゲマル
声 - 木村圭助(第2作)

ライト皇国

編集
ヲタメガ
声 - 村瀬歩(第2作)
ライト皇国の聖勇者(ホーリーブレイブ)の1人。
「白い彗星」の異名を持つ。 部下のどこかで見たような三人は白い三連星と呼ばれている。
小太りの体型にボサボサの髪、チェックのネルシャツといった姿は九内を絶句させたが、身を削り人々のために尽くす善人。しかしその活動はチームでできる範囲に留まっており、九内の目指す国家社会の変革にはまるで届かない。本人もその無力さを噛み締めている。
大神官
声 - 楠大典(第2作)
武官長
声 - 村井雄治(第2作)
ガーディアンエンジェル
声 - 櫻井もも(第2作)

現代

編集
ショウ
GAMEのプレイヤー。
XX
声 - 土岐隼一(第2作)
GAMEのプレイヤーで大野と仲が良い。
XXX
声 - 野中藍(第2作)
「極東都市 魔都」のプレイヤー。GAMEには参加しなかった。
青木
声 - 菊池通武(第2作)
42-OMGというゲーム会社に勤めている社員。大野が入社した時は常務だったが、その後専務になった。オ・ウンゴールと顔が似ている。
アニメ(第2作)で下の名前が宗光(むねみつ)と判明した。
美樹本
声 - 影山貴広(第2作)

用語

編集
天使
智天使と座天使と熾天使がいる。ただし、智天使は消滅しており、熾天使と座天使は姿を消して久しい。そのうち座天使は九内伯斗召喚後、力を使い果たして砂になった。
異世界
九内(大野)が飛ばされた異世界。魔法が存在するなど大野がいた地球とも九内がいた「GAME」の世界とも異なる。
「GAME」(Infinity GAME)
大野が作ったネットゲーム。九内や田原、悠たちはこのゲームの登場人物という設定。
舞台は近未来なようで魔法という概念がない。このことがこの世界における九内の魔法耐性の無さにつながっている。
また、この世界は細かく記された設定が全て本物として適応される。
不夜城
「GAME」の最終ステージで九内たちの本拠地。
この物語でも九内は魔法耐性の修得と並んで、本拠地の創造に勢力を傾けるが、病院と温泉と銭湯を合わせた複合施設の経営と方向性が180度違っている。
NPC
「GAME」には九内やその側近以外に3人のNPCが存在するらしい。その詳細は不明だが、大野が「側近召喚」の中に彼らの名前が無いことに安堵する場面がある。
極東都市 魔都
大野がGAMEの一つ前に運営していたオンラインゲーム
奈落
サタニストたちが武器として使うアイテム。黒い汚泥のようなもので、それを浴びるとたちどころに弱ってしまう。キラークィーンが2度、相手に使われて窮地に陥っている。箱に収容して運ばれる。

地名

編集
聖光国
物語の舞台となる国。智天使を信仰をしており、三聖女を中心に教会や騎士団、貴族などが治めている。
国の頂点に立つのは表向きは三聖女であるが、実際に国を動かしているのは教会や貴族の上層部で、彼らが住む神都は繁栄を享受しているが、収奪されている地方は貧困にあえいでいる。故に、「天国と地獄である」といわれることも少なくないとのこと。識字率は高いようで、貧民であったアクでも平仮名・数字・英字などを問題なく読める程である。
人族以外への差別もひどい。ルナも幼いころ、亜人の友人がいたがルナが教会に入ったころに殺処分されてしまったほど。
貨幣も流通しており、貨幣1枚につき、銅貨=100円、大銅貨=1000円、銀貨=1万円、金貨=10万円、大金貨=200万円といった価値がある。大金貨の上にラムダ聖貨というものがあり、これは流通枚数や時期によって価値が変動する。最低でも2億円ほどの価値があるといわれている。
九内の感想によれば、地名人名含めてネーミングのセンスが極めて悪い。
ラビの村
ルナの領地であるが土地は痩せていて、水も出ないなど環境は良くない。ウサミミが生えているバニーという種族の居住地。ニンジンが特産という貧乏な土地であったが、九内が領地経営に乗り出してからは温泉旅館を中核にした歓楽地へと変わりつつある。
ゼノビア新王国
聖光国の北に位置する国。ベアトリスが女王、コウメイが宰相を務める。

既刊一覧

編集

小説

編集

電子書籍版と合わせて刊行。

モンスター文庫版

編集

小説家になろうで公開されているWeb版に番外編を加筆したもの。Mノベルス版発刊に伴い絶版となった。

  • 神埼黒音(著)・緒方剛志(イラスト) 『魔王様、リトライ!』 双葉社〈モンスター文庫〉、全3巻
    1. 2017年6月30日発売[15]ISBN 978-4-575-75141-3
    2. 2017年10月30日発売[16]ISBN 978-4-575-75166-6
    3. 2018年3月30日発売[17]ISBN 978-4-575-75194-9

Mノベルス版

編集

モンスター文庫版に加筆修正を行ったもの、及びその続き。

漫画

編集

第5巻目で巻数がリセットされ、「R」は続編である。

テレビアニメ

編集

第1作は2019年7月から9月までTOKYO MXほかにて放送された[11]。第2作『魔王様、リトライ!R』は漫画版を原作とし、2024年10月から12月までTOKYO MXほかにて放送された[42][43]

スタッフ

編集
第1作[6][12] 第2作
原作 神埼黒音
N/A 身ノ丈あまる
監督 木村寛 古賀一臣
シリーズ構成 谷崎央佳 高山カツヒコ
キャラクター原案 飯野まこと
キャラクターデザイン 中山知世 保村成
プロップデザイン 渡辺浩二、野口智也、安藤勘作
モンスターデザイン ことさん 上宇都辰夫
美術設定 スタジオWHO N/A
美術監督 下元智子 李書九
色彩設計 有尾由紀子 村口冬仁
撮影監督 岡田由紀 楊暁牧
編集 柳編集室 丹彩子
音響監督 阿部信行[11]
音楽 宝野聡史 SUPA LOVE
プロデューサー 大森慎司
蔵本昌也、森田剛、山崎史紀
堀切伸二、北澤史隆、鈴木英昭
岩崎暁太、岩谷能宣
菅謙太郎、髙橋朋之
尾﨑穂乃香、藤原由紀子、佐々木秀太
石井正記、長嶺利江子、三村雄飛
大貫一雄、若林秀行、鈴木健人
菊池美穂、尾山仁康、一之瀬修
小藤康徳、西山弘志、山縣勝矢
アニメーション
プロデューサー
葛西良信 平田実
アニメーション制作 EKACHI EPILKA 月虹
製作 「魔王様、リトライ!」製作委員会 「魔王様、リトライ!R」製作委員会

主題歌

編集
「TEMPEST」[11]
石原夏織による第1作オープニングテーマ。作詞はこだまさおり、作曲はよる。、編曲は岩橋星実
「NEW」[11]
東城陽奏作詞・歌唱による第1作エンディングテーマ。作曲・編曲はYOSHIHIRO。
「明日世界が終わるとしても」[44]
ASCAによる第2作オープニングテーマ。作詞はASCA、作曲・編曲はねりきり。
「クランシック feat. 北澤ゆうほ」[44]
MIMiNARIによる第2作エンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はMIMiNARI。

各話リスト 

編集
話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督初放送日
第1作
第1話魔王降臨
木村寛
  • rere
  • Cerberus
  • Suwarin Promjutikanon
  • Chotanan Pipobworachai
-2019年
7月4日
第2話金色のルナ 佐々木勅嘉藤代和也
  • 斎藤和也
  • 櫻井拓郎
  • 山内尚樹
  • 沼田広
高橋敦子7月11日
第3話キラー・クイーン 飯田崇葛西良信
  • 増田敏彦
  • rere
  • Cerberus
  • Suwarin Promjutikanon
  • Chotanan Pipobworachai
-7月18日
第4話桐野 悠 西森章水本葉月C.K.LIM7月25日
第5話容赦なき侵略 ことさん上原秀明
8月1日
第6話神都動乱 佐々木勅嘉伊藤文雄
  • S.H.LEE
  • S.K.LIM
  • W.H.CHO
高橋敦子8月8日
第7話乾坤一擲 星野真ウエノ史博
  • J.LEE
  • M.S.LEE
  • rere
  • Cerberus
  • Suwarin Promjutikanon
  • Chotanan Pipobworachai
  • 小川ユリ
-8月15日
第8話魔王の躍動 冨永垣雄粟井重紀
  • J.S.PARK
  • C.G.LIM
  • G.S.CHOI
8月22日
第9話踊る詐欺師と大金貨 木村寛飯田崇葛西良信
  • 青木真理子
  • 齊藤香織
  • 大谷理恵
  • 古川博之
  • 宮暁秀
8月29日
第10話マダム、咆える 舛田弦太郎ことさん赤井倍人
  • はっとりますみ
  • 古川博之
  • 宮暁秀
  • rere
  • Cerberus
  • Suwarin Promjutikanon
  • Chotanan Pipobworachai
9月5日
第11話ユキカゼ、襲来 佐々木勅嘉伊藤文雄
  • H.W.JOO
  • S.K.LIM
9月12日
第12話白天使と魔王様
  • 木村寛
  • 大島美穂
  • 佐々木綾香
  • 斎藤和也
9月19日
第2作『R』
第1話リトライ -ReTry- 高山カツヒコ西田正義古賀一臣
  • 冨田泰弘
  • 北村晋哉
  • 宮澤紅音
  • 保村成
  • 佐藤好
2024年
10月5日
第2話リスタート -ReStart- 関野関重北林凜太郎
  • RITERA PICTURES
  • KIM JIN KYOUNG
  • PARK JIN GWANG
  • KIM SO YEON
  • KIM JI WOO
  • Jang Myoung In
  • Ahn Eun Bom
  • KIM DA BIN
  • YEON JI HYE
  • LEE HYEONG EUI
  • SON SOPHEAPANHA
  • KHIEV SOTHINA
  • 保村成
  • 奥山裕也
  • 冨田康弘
10月12日
第3話リサイクル -ReCycle- 菱川直樹
  • 宮澤紅音
  • 上西麻耶
  • 小田真弓
  • 田中なな
  • 今井雅美
  • 保村成
  • 佐藤好
  • 奥山裕也
10月19日
第4話リクルート -ReCruit- 佐々木勅嘉山内東生雄
  • 斎藤香織
  • 寿夢龍
  • 成松義人
  • 細田沙織
  • 藤井圭
  • 保村成
  • 冨田康弘
  • 奥山裕也
  • 高瀬大輝
10月26日
第5話リマインド -ReMind-
  • 北林凜太郎
  • 関野関重
吉村朝陽
  • 云艺动漫
  • 安藤勘作
  • 高橋香織
  • 橋本穂高
奥山裕也11月2日
第6話リユニオン -ReUnion- 大宙征基山崎茂
  • 貓先森
  • 狼嚎
  • 劉志星
  • 小林Rin
  • 周玄
  • 佐藤好
  • 奧山裕也
  • 高瀬大輝
11月9日
第7話リメイン -ReMain- 山﨑立士
  • 安藤勘作
  • 北林凜太郎
  • 山﨑立士
  • RITERA PICTURES
  • KIM DA BIN
  • HAN SO YI
  • KIM HONG IK
  • PARK JIN GWANG
  • KIM JI WOO
  • WON SOPHEAPANHA
  • KHIEV SOTHINA
  • THEA EYIN
  • Triple A
  • 野口智也
-11月16日
第8話リカバリー -ReCovery- 西田正義高下勇成
  • 保村成
  • 寿夢龍
  • 上西麻耶
  • 北村晋哉
  • 小田真弓
佐藤好11月23日
第9話リクエスト -ReQuest- 坂田純一上野謙矢
  • 細美稚冬
  • 大熊白
  • 鈴木紗英子
  • ビュハガシュウ
  • fu-ta
  • 保村成
11月30日
第10話レスキュー -ReScue- 大森英敏
  • 高瀬大輝
  • 浪上悠里
  • 細田沙織
  • 宮澤紅音
  • 牛ノ濱由惟
  • 中島大智
  • 宮田奈保美
  • 保村成
  • 奥山裕也
12月7日
第11話リザレクト -ReSurrect- 山﨑立士菱川直樹
  • 宮澤紅音
  • 今井雅美
12月14日
第12話リベンジ -ReVenge- 佐々木勅嘉
  • 冨田泰弘
  • 古賀一臣
  • 上西麻耶
  • 北村晋哉
  • koto
  • 成松義人
  • 高瀬大輝
  • 鷺島優香
  • 原真里菜
  • ビート
  • 寿夢龍
  • 宮澤紅音
  • 冨田泰弘
  • 等々力美穂
  • 保村成
  • 佐藤好
12月21日

放送局

編集
日本国内 テレビ / 第1作 放送期間および放送時間[45]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [46] 備考
2019年7月4日 - 9月19日 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) TOKYO MX 東京都 製作参加
2019年7月5日 - 9月20日 金曜 23:30 - 土曜 0:00 J:COMテレビ 日本国内[47][48] CATV / 『アニおび』枠
2019年7月9日 - 9月24日 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) BSフジ 日本全域 製作参加 / BS/BS4K放送 / 『アニメギルド』枠
日本国内 インターネット / 第1作 配信期間および配信時間[45]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2019年7月4日 木曜 0:00 - 0:30 AbemaTV
2019年7月11日 木曜 0:00 更新
木曜 23:30 - 金曜 0:00 ニコニコ生放送
日本国内 テレビ / 第2作 放送期間および放送時間[49]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [46] 備考
2024年10月5日 - 12月21日 土曜 22:30 - 23:00 TOKYO MX 東京都 製作参加
2024年10月6日 - 12月22日 日曜 2:00 - 2:30(土曜深夜) RKB毎日放送 福岡県 製作参加 / 初回は日曜 3:00 - 3:30(土曜深夜)[44]
2024年10月9日 - 12月25日 水曜 0:00 - 0:30(火曜深夜) BSフジ 日本全域 製作参加 / BS/BS4K放送 / 『アニメギルド』枠
水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) BS日テレ 日本全域 製作参加 / BS/BS4K放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠
2024年10月11日 - 12月27日 金曜 1:03 - 1:33(木曜深夜) テレビ長崎 長崎県
日本国内 インターネット / 第2作 配信期間および配信時間[49]
配信開始日 配信時間 配信サイト 備考
2024年9月28日 土曜 23:00 更新 ABEMA 地上波先行・見放題独占配信
2024年10月12日 順次更新
第1作
発売日 収録話 規格品番
1 2019年9月27日 第1話 - 第4話 MP-BD0006
2 2019年10月25日 第5話 - 第8話 MP-BD0007
3 2019年11月29日 第9話 - 第12話 MP-BD0008
第2作[50]
発売日 収録話 規格品番
1 2024年12月29日 第1話 - 第4話 GB0001

Webラジオ

編集

アク役の高尾奏音とルナ・エレガント役の石原夏織によるWebラジオ『アニメ「魔王様、リトライ!」presents!ラジオでも、リトライ!』が2019年7月5日から9月27日まで超!A&G+にて毎週金曜19時に配信[51]。全13回。初回放送に先駆けて、第0回が6月28日にAG-ON Premiumで配信された。

ミニアニメ

編集

魔王様、“プチ”リトライ!』は2019年6月17日から同年9月28日までテレビアニメ公式X(旧Twitter)にて配信されたミニアニメ[52]。全23話。

脚注

編集
  1. ^ 『アニメージュ 2019年6月号』徳間書店、2019年6月10日発行、149頁
  2. ^ 最近アニメ化が多い気がする「なろう系異世界転移作品」の魅力って? 各作品で見られる“お約束”からそのおもしろさを考えてみた”. ニコニコニュースORIGINAL. ドワンゴ (2019年7月5日). 2020年4月20日閲覧。
  3. ^ 第5回コンテスト”. ネット小説大賞. クラウドゲート. 2022年1月22日閲覧。
  4. ^ BOOK☆WALKER主催「次のヒット作はこれだ!新作ラノベ総選挙2018」の結果発表 『回復術士のやり直し』が第1位に」『ラノベニュースオンライン』2018年8月6日。2024年12月31日閲覧。
  5. ^ 原作小説第10巻帯の表記より。
  6. ^ a b c d アニメ「魔王様、リトライ!」津田健次郎が魔王に「やった事の無いタイプ」”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年2月15日). 2019年3月7日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i 『魔王様、リトライ!R』TVアニメ化! 津田健次郎さん・麻倉ももさんら出演声優9名発表、コメント公開”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2023年3月15日). 2023年3月15日閲覧。
  8. ^ アニメファンの心を直撃!「魔王様、リトライ!」第7話のキャスト欄が豪華過ぎる 津田・森久保・子安・緑川ら”. アベマタイムズ (2019年10月24日). 2024年6月22日閲覧。
  9. ^ a b c d e f 『魔王様、リトライ!』森久保祥太郎さん・久保ユリカさんら追加声優6名解禁! 7月3日よりTOKYO MX、BSフジほかにて放送決定”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2019年6月5日). 2019年6月5日閲覧。
  10. ^ 「魔王様、リトライ!R」24年にTVアニメ化 続投の津田健次郎ほか、新キャストに麻倉もも、和氣あず未ら”. アニメハック. エイガ・ドット・コム (2024年3月18日). 2024年6月22日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g 7月放送TVアニメ『魔王様、リトライ!』第2弾キービジュアル公開! 新たに声優・戸松遥さん、豊崎愛生さん、佐藤利奈さんらが出演決定!”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2019年4月22日). 2019年4月22日閲覧。
  12. ^ a b TVアニメ 魔王様、リトライ! (2019)について 映画データベース”. allcinema. スティングレイ. 2023年9月30日閲覧。
  13. ^ 漫画版では悠に対して「いつものお前さんなら、この辺りの人口が減っていてもおかしかねぇんだがと言っている。
  14. ^ a b アニメ「魔王様、リトライ!」に生天目仁美&徳井青空、キャスト登壇の先行上映会も決定”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年5月15日). 2019年6月5日閲覧。
  15. ^ 魔王様、リトライ! 1 文庫”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  16. ^ 魔王様、リトライ! 2 文庫”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  17. ^ 魔王様、リトライ! 3 文庫”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  18. ^ 魔王様、リトライ! 1 単行本”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  19. ^ 魔王様、リトライ! 2 単行本”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  20. ^ 魔王様、リトライ! 3 単行本”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  21. ^ 魔王様、リトライ! 4 単行本”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  22. ^ 魔王様、リトライ! 5 単行本”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  23. ^ 魔王様、リトライ! 6 単行本”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  24. ^ 魔王様、リトライ! 7 単行本”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  25. ^ 魔王様、リトライ! 8 単行本”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  26. ^ 魔王様、リトライ! 9 単行本”. 双葉社. 2023年9月30日閲覧。
  27. ^ 魔王様、リトライ! 10 単行本”. 双葉社. 2023年9月30日閲覧。
  28. ^ 魔王様、リトライ! 1【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  29. ^ 魔王様、リトライ! 2【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  30. ^ 魔王様、リトライ! 3【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  31. ^ 魔王様、リトライ! 4【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  32. ^ 魔王様、リトライ! 5【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  33. ^ 魔王様、リトライ!R1【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  34. ^ 魔王様、リトライ!R2【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  35. ^ 魔王様、リトライ!R3【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  36. ^ 魔王様、リトライ!R4【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  37. ^ 魔王様、リトライ!R5【コミック】”. 双葉社. 2022年7月15日閲覧。
  38. ^ 魔王様、リトライ!R6【コミック】”. 双葉社. 2023年1月13日閲覧。
  39. ^ 魔王様、リトライ!R7【コミック】”. 双葉社. 2023年8月31日閲覧。
  40. ^ 魔王様、リトライ!R8【コミック】”. 双葉社. 2024年3月1日閲覧。
  41. ^ 魔王様、リトライ!R9【コミック】”. 双葉社. 2024年9月30日閲覧。
  42. ^ 「魔王様、リトライ!」新シリーズ、アニメ化企画が始動”. アニメハック. エイガ・ドット・コム (2023年8月22日). 2023年8月23日閲覧。
  43. ^ アニメ「魔王様、リトライ!R」10月放送開始、2種のキービジュアルとティザーPV解禁”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年7月7日). 2024年7月7日閲覧。
  44. ^ a b c 「魔王様、リトライ!R」胸に思い秘めたキービジュ第3弾、主題歌聴けるメインPVも”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年9月10日). 2024年9月13日閲覧。
  45. ^ a b 放送情報”. TVアニメ『魔王様、リトライ!』公式サイト. 2019年7月2日閲覧。
  46. ^ a b テレビ放送対象地域の出典:
  47. ^ J:COMのサービスエリアを選択”. J:COM. ジュピターテレコム. 2019年6月2日閲覧。
  48. ^ J:COMテレビ 視聴方法”. MY J:COM. ジュピターテレコム. 2019年6月2日閲覧。
  49. ^ a b ON AIR”. TVアニメ『魔王様、リトライ!R』公式サイト. 2024年9月27日閲覧。
  50. ^ 12月29日(日)にBlu-ray第1巻が発売決定!”. TVアニメ『魔王様、リトライ!R』公式サイト (2024年12月16日). 2025年1月29日閲覧。
  51. ^ 文化放送 超A&G+にて『アニメ「魔王様、リトライ!」presents!ラジオでも、リトライ!』放送決定!”. TVアニメ『魔王様、リトライ!』公式サイト. 2019年7月2日閲覧。
  52. ^ MOVIE”. TVアニメ『魔王様、リトライ!』公式サイト. 2024年6月20日閲覧。

外部リンク

編集