魔法少女ここあ
『魔法少女ここあ』(まほうしょうじょここあ)は、双葉社のウェブコミック誌「COMIC SEED!」2006年6月号から2008年3月号まで連載された宮越良月著の、魔法美少女アクションコメディ。当初はコミック1巻分の連載予定だったが、好評につき数話延長されて全2巻となった。
登場人物
編集主要人物
編集- ここあ
- ツンデレ魔法少女(バトルヒロイン)。第1話で大地を戦いに巻き込み、瀕死にしてしまう。生命維持のために定期的に大地に魔力を供給する必要から、以降は仲間と共に大地の家に居候するようになった。戦闘でやむをえず魔力が必要になったときは、ある接触行為で強引に大地から魔力を回収する。
- 白土大地(しらと だいち)
- 気弱な少年。女難の相が出ている。犬が苦手。
- かふぇ
- カルコブリーナ(人造人間)の少女。ここあと違って普段は大人しい。
- モカ
- 雌猫。ここあの魔法でしばしば人型に変身する。
- 藤本みゆき(ふじもと みゆき)
- 眼鏡っ娘。大地に好意を寄せているが、その想いをジョーに利用される。
ジョーと下僕たち
編集ジョー・ロンドの元ネタはヤッターマンのドロンジョであることがコミックスで明かされている。その部下2名も思わせぶりな名前となっている。
- ジョー・ロンド
- カプセルに封印されていた魔女。何者かに操られたかふぇの手により復活した。
- 200年前のカルコブリーナ(人造人間)計画の中心人物で、カルコブリーナの暴走事故の責任を問われ、カプセルに封印された。封印されている間に悪の力を身につけ増幅していたらしい。
- ラーズ・トン
- 巨大なトカゲ(ドラゴン)型アークマーダー。口から炎を吐く。
- ヤボーキ
- ホーキに乗るわけではないが魔術師のような格好をしている、妙な仮面を被った人型アークマーダー。空間湾曲魔法を使う。
ヘスペリス
編集コーキュリオンからここあの元に派遣された4人。連載の延長にあわせて後期から登場した。
- ダージリン
- ヘスペリスの一人。高飛車なお姉様。巨乳らしい。
- セイロン
- ヘスペリスの一人。ダージリンを慕っている。
- アールグレイ
- ヘスペリスの一人。いつも瞳を閉じている。
- チェルシー
- ヘスペリスのリーダー。ボーイッシュな少女。
その他
編集- 白土すいか(しらと すいか)
- 大地の1歳違いの妹。
- 横山(よこやま)
- 不良女子高生。みゆきを虐めていたが、ジョーの力を使ったみゆきに叩きのめされる。小学生の頃はみゆきと仲がよかったらしい。
作中用語
編集- アークマーダー
- ジョー・ロンドの下僕。
- アトミラール士官学校
- コーキュリオンにある学校で、ヘスペリスを育成している。
- カルコブリーナ
- 人造人間。
- クロストンド
- 魔力増幅器。
- コーキュリオン
- 地球とは別の世界で、ここあ達の故郷。
- ヘスペリス
- アトミラール士官学校の士官候補生。
書誌情報
編集- 第1巻 ISBN 4575940801
- 第2巻 ISBN 4575941522