高階 清上(たかしな の きよかみ)は、平安時代初期の貴族。左大臣・長屋王の後裔。官位は正五位下・弾正少弼。
天長4年(827年)従五位下に叙爵。
仁明朝では治部少輔・兵部少輔を歴任し、承和9年(842年)に従五位上に叙せられている。嘉祥3年(850年)仁明天皇崩御の際は散位であったが、諸衛府の官人を率いて左右兵庫を監護している[1]。同年文徳天皇即位後まもなく弾正少弼に任ぜられ、翌仁寿元年(851年)正五位下に昇叙された。
『六国史』による。