高瀬山清
高瀬山 清(たかせやま きよし、1930年9月5日 - 1985年7月10日[1])は、山形県飽海郡出身で若松部屋、西岩部屋、再度若松部屋に所属した元大相撲力士、元世話人。本名は宮坂 清(みやさか きよし)。180cm、98kg。最高位は西十両17枚目。得意技は左四つ、寄り。
経歴
編集1949年1月場所に初土俵。1953年1月場所に十両に昇進したが、十両在位はこの1場所だけに終わる。筋肉質の体格で、突き押しから左四つの寄りは鋭かった。1959年9月場所に力士を引退し世話人に転じた。
主な成績
編集- 通算成績:203勝212敗16休 勝率.489
- 十両成績:5勝10敗 勝率.333
- 現役在位:44場所
- 十両在位:1場所
- 各段優勝
- 三段目優勝:1回(1950年5月場所)
- 序二段優勝:1回(1950年1月場所)
場所別成績
編集一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
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1949年 (昭和24年) |
新序 3–0 |
x | 西序二段15枚目 10–5 |
x | 東三段目26枚目 5–10 |
x |
1950年 (昭和25年) |
西序二段2枚目 優勝 11–4 |
x | 東三段目14枚目 優勝 12–3 |
x | 西幕下23枚目 10–5 |
x |
1951年 (昭和26年) |
西幕下11枚目 11–4 |
x | 西幕下2枚目 7–8 |
x | 東幕下3枚目 6–9 |
x |
1952年 (昭和27年) |
西幕下8枚目 10–5 |
x | 東幕下筆頭 5–10 |
x | 西幕下6枚目 10–5 |
x |
1953年 (昭和28年) |
西十両17枚目 5–10 |
西幕下筆頭 2–6 |
西幕下7枚目 2–6 |
x | 西幕下14枚目 5–3 |
x |
1954年 (昭和29年) |
西幕下8枚目 3–5 |
東幕下13枚目 休場 0–0–8 |
東幕下29枚目 6–2 |
x | 西幕下18枚目 2–6 |
x |
1955年 (昭和30年) |
西幕下26枚目 4–4 |
西幕下24枚目 5–3 |
西幕下17枚目 4–4 |
x | 東幕下15枚目 4–4 |
x |
1956年 (昭和31年) |
東幕下12枚目 2–6 |
東幕下19枚目 3–5 |
西幕下23枚目 5–3 |
x | 西幕下16枚目 3–5 |
x |
1957年 (昭和32年) |
東幕下19枚目 6–2 |
西幕下6枚目 3–5 |
東幕下9枚目 4–4 |
x | 東幕下9枚目 5–3 |
西幕下3枚目 3–5 |
1958年 (昭和33年) |
東幕下9枚目 2–6 |
西幕下15枚目 4–4 |
西幕下14枚目 4–4 |
東幕下14枚目 3–5 |
西幕下18枚目 1–7 |
西幕下34枚目 5–3 |
1959年 (昭和34年) |
東幕下26枚目 2–6 |
西幕下35枚目 3–5 |
西幕下41枚目 1–7 |
東幕下53枚目 2–6 |
東幕下65枚目 引退 0–0–8 |
x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴
編集- 宮坂 清(みやさか きよし)1949年1月場所 - 1952年1月場所
- 高瀬山 清(たかせやま きよし)1952年5月場所 - 1954年1月場所
- 宮坂 清(みやさか きよし)1954年3月場所 - 1955年3月場所
- 蔵王山 清(ざおうやま きよし)1955年5月場所 - 1958年9月場所
- 宮坂 清(みやさか きよし)1958年11月場所 - 1959年9月場所
参考文献
編集- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709
出典
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 高瀬山 清 - 相撲レファレンス