高波善行

日本の柔道選手 (1966-)

高波 善行(たかなみ よしゆき、1966年6月27日 -)は富山県出身の日本柔道家。現役時代は78kg級の選手。身長176cm。得意技は内股[1]。 現在は母校・小杉高校柔道部の監督を務めている[2]

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
アジア大会
1990 北京 78kg級
アジア柔道選手権
1991 大阪 78kg級

来歴

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小杉高校2年の時にインターハイ団体戦で3位となった[1]東海大学に進学すると、2年の時には全日本新人体重別78kg級で優勝した。3年の時には全日本学生柔道優勝大会で78kg級の選手ながらチームの優勝に貢献した。1989年には東海大学大学院に進んだ。1990年にはドイツ国際で優勝すると、選抜体重別でも明治大学吉田秀彦内股で破って優勝を成し遂げた[1]。しかし、アジア大会では3位に終わった。1991年には綜合警備保障所属となると、選抜体重別で優勝するが、世界選手権代表には国際大会での実績で上回る吉田が選ばれた。アジア選手権では2位にとどまった。1992年には講道館杯で優勝するが、選抜体重別では準決勝で警視庁持田達人に敗れて3位に終わり、バルセロナオリンピック代表にはなれなかった。嘉納杯では決勝で持田に敗れて2位だった。1993年には富山県教育委員会所属となると、講道館杯では2連覇を達成した。また、柔道以外にサンボにも取り組んで、1989年の全日本選手権では82kg級で優勝を飾った[3]

戦績

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脚注

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外部リンク

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  • 高波善行 - JudoInside.com のプロフィール(英語)