高橋徹 (社会学者)
日本の社会学者 (1926-2004)
高橋 徹(たかはし あきら、1926年7月12日 - 2004年10月23日)は、日本の社会学者(知識社会学・文化社会学)。東京大学名誉教授、静岡県立大学名誉教授。東京大学文学部教授、東京大学大学院社会学研究科委員長、静岡県立大学国際関係学部教授、静岡県立大学国際関係学部学部長、流通経済大学教授などを歴任した。
人物情報 | |
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生誕 |
1926年7月12日 日本 広島県 |
死没 | 2004年10月23日(78歳没) |
出身校 | 東京帝国大学 |
学問 | |
研究分野 |
知識社会学 社会意識論 |
研究機関 |
東京大学 静岡県立大学 |
博士課程指導学生 | 庄司興吉 |
称号 |
東京大学名誉教授 静岡県立大学名誉教授 |
主要な作品 | 『近代日本の社会意識』 |
経歴
編集- 1945年3月 第三高等学校文科丙類卒業
- 1948年9月 東京帝国大学文学部社会学科卒業
- 1950年10月 東京大学大学院特別研究生(前期)修了
- 1951年5月 東京大学文学部助手
- 1953年10月 東京大学新聞研究所助手
- 1954年4月 東京大学新聞研究所助教授
- 1956年7月 学術奨励審議会専門委員
- 1957年4月 東京大学文学部助教授併任
- 1960年2月 東京大学文学部助教授(新聞研究所併任)
- 1963年1月 文部省学術奨励審議会委員
- 1963年2月 労働省婦人少年問題審議会委員
- 1964年7月 コロンビア大学、カリフォルニア大学客員研究員(フォード財団の研究助成による「大衆社会における社会変動」プロジェクト)
- 1970年4月 東京大学文学部教授(社会学第一講座担任)
- 1973年4月 通商産業省産業構造審議会専門委員
- 1985年4月 東京大学大学院社会学研究科委員長、東京大学評議員
- 1985年7月 大学設置審議会専門委員
- 1987年 定年退官、名誉教授。静岡県立大学国際関係学部長、流通経済大学教授
著書
編集- 『近代日本の社会意識』 新曜社、1987
- 『現代アメリカ知識人論 文化社会学のために』 新泉社、1987
共編著
編集- 『社会学辞典』 福武直、日高六郎共編 有斐閣、1958
- 『世論』 有斐閣、1960
- 『叛逆するスチューデント・パワー 世界の学生革命』 講談社、1968
- 『現代人の思想10 組織のなかの人間』平凡社、1968
- 『ドキュメント現代史15 アメリカの革命』平凡社、1973
- 『変動期の国際社会』 西村文夫共編 北樹出版、1988
- 『ゆらぎのなかの家族と民族』 嵯峨隆共編 北樹出版、1993
- 『現代市民社会とアイデンティティ』 青井和夫、庄司興吉共編 梓出版社、1998
- 『福祉社会の家族と共同意識』 青井和夫、庄司興吉共編 梓出版社、1998
- 『市民性の変容と地域・社会問題』 青井和夫、庄司興吉共編 梓出版社、1999
翻訳
編集論文
編集- 「日本の世論」 『マス・コミュニケーション講座 2. マス・コミュニケーションと政治』 河出書房 1955
- 「社会心理学」 みすず書房編集部編 『社会科学入門』 みすず書房 1956
- 城戸浩太郎ほかと共著 「組織と集団の機械化」 『現代思想 8. 機械時代』 岩波書店 1957
- 「テレヴィジョンと政治-大衆の政治意識に与える影響」 『思想』 第413号 1958年11月
- 「組織の中の人間」 日高六郎編 『人間と社会』 有斐閣 1959
- 「テレビと大衆操作」 『講座現代マス・コミュニケーション 2. テレビ時代』 河出書房 1960
- 「生活意識と政治意識」 『年報社会心理学』 第1号 1960
- 「都市化と機械文明」 『近代日本思想史講座 6. 自我と環境』 筑摩書房 1960
- 「日本における社会心理学の形成」 『今日の社会心理学 第1. 社会心理学の形成』 培風館 1965
脚注
編集参考文献
編集外部リンク
編集学職 | ||
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先代 (新設) |
静岡県立大学 国際関係学部学部長 初代:1987年 - 1991年 |
次代 美尾浩子 |