高村伸一
日本の競走馬生産者
髙村 伸一(たかむら しんいち)は、日本の競走馬(サラブレッド)生産者。北海道様似郡様似町岡田[1]にある高村牧場[2]の代表者。日本中央競馬会 (JRA) と地方競馬全国協会 (NAR) に馬主登録されており、勝負服の柄は水色、白一本輪、白袖水色一本輪を使用している。
人物
編集西様似で乳牛の酪農を営んでいた[3]父・高村秀司[3][1]が1970年から[3][1]現在地で競走馬の生産を始めた。1978年時点では親子二代で牧場運営をしていた[3]。同年の菊花賞優勝馬・インターグシケンは父名義の生産馬である。
妻は様似町の町議会議員を勤める[1]。2004年にテレビ東京の番組『日曜ビッグバラエティ』で「名物かあちゃん」のひとりとして取り上げられた[4]。
主な生産馬
編集重賞競走優勝馬
編集- イブキファイブワン(1994年北九州記念)
- インターシュプール(1994年新潟記念)
- スターマン(1994年神戸新聞杯、京都新聞杯、鳴尾記念)
- エスプリベン(2007年クラウンカップ、2008年報知オールスターカップ)
- サトノプログレス(2008年ニュージーランドトロフィー)[1]
- ガルボ(2010年シンザン記念[2]、2012年東京新聞杯、ダービー卿チャレンジトロフィー、2014年函館スプリントステークス)
- ペイシャエス(2022年ユニコーンステークス、名古屋グランプリ、2024年エルムステークス)[5]
その他
編集- マルシゲアトラス(1988年 優駿牝馬2着)
主な所有馬
編集- ユミコトヨーコ(2004年フロイラインカップ)
脚注
編集- ^ a b c d e “2008年04月12日 NzT Jpn2 優勝馬:サトノプログレス”. 重賞ウイナーレポート. 競走馬のふるさと案内所 (2008年). 2012年1月19日閲覧。
- ^ a b “2010年01月10日 シンザン記念 G3 優勝馬:ガルボ”. 重賞ウイナーレポート. 競走馬のふるさと案内所 (2010年). 2012年1月19日閲覧。
- ^ a b c d 福田喜久男「菊花賞馬のふるさと インターグシケンと高村秀司牧場」『優駿』、日本中央競馬会、1979年1月、41頁。
- ^ “バックナンバー 2004年08月01日放送 日本全国海・山・大地で生きる!ふるさとの名物かあちゃん2”. 日曜ビッグバラエティ. テレビ東京 (2004年8月1日). 2012年1月19日閲覧。 “「ひとり4役!競走馬牧場のスーパーかあちゃん」(北海道様似町)”
- ^ “ペイシャエス”. www.jbis.or.jp. 2022年12月8日閲覧。