高 安彦(こう[1] / たか[2] やすひこ、1896年明治29年)8月23日[2] - 1977年昭和52年)9月2日[3])は、朝鮮総督府官僚山口県山口市長防府市長。

経歴

編集

山口県吉敷郡大道村(現在の防府市)出身[4]1922年大正11年)に東京帝国大学法学部仏法科を卒業し、高等試験に合格した[1]。朝鮮総督府属、同警視、同警察官講習所教授、全羅北道警察部長、大邱専売局支局長、平安北道警察部長、京畿道警察部長、平安北道知事、平安南道知事、京畿道知事を歴任した[1][5]

1944年(昭和19年)、山口市長に選出された。

1960年(昭和35年)には防府市長に当選した。

脚注

編集

参考文献

編集
  • 『輓近大日本拓殖史』日本行政学会、1934年。 
  • 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十四年版』日本官界情報社、1938年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第13版(下)』人事興信所、1941年。 
  • 『日本の歴代市長 第3巻』歴代知事編纂会、1985年。 
  • 中西輝磨『昭和山口県人物誌』マツノ書店、1990年。