骨密度
骨密度(こつみつど、Bone Density)とは、単位面積あたりの骨量のこと。BMD(Bone Mineral Density)と表記される場合もある。骨密度の単位はg/cm2。若年成人平均値(YAM)を基準とした割合値(%)を指標として示されることもある。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが、骨にどれくらい含まれているかの指標となる。一般に20代でピークとなり、その後は徐々に減少する。女性の場合は更年期(閉経)をむかえるとエストロゲンなど骨を維持する女性ホルモンの低下によって男性よりも急速に減少することが知られている[1]。また、男性の場合、前立腺癌で内分泌療法を行なった場合に骨密度の減少が見られるという[2]。
脚注
編集- ^ 医学用語辞典・骨密度
- ^ 前立腺癌内分泌療法による骨密度低下は大腿骨頸部が最大【泌尿器科学会2009】、日経メディカル・オンライン、2009年4月21日
- ^ ベジタリアンの骨は肉食者よりも弱い、オーストラリア調査、AFPBB News、2009年07月3日