馬酔木 (短歌雑誌)
1903年から1908年まで刊行された根岸短歌会の短歌雑誌
『馬酔木』(あしび)[1]は、1903年(明治36年)6月に正岡子規亡き後、写生道を発展するために創刊され、1908年(明治41年)1月に終刊した、根岸短歌会の短歌雑誌である。主な編集者には伊藤左千夫、長塚節、岡麓がいた[2]。
『万葉集』の研究、歌論を発表し、1908年に『馬酔木』の編集に携わった伊藤左千夫を中心に創刊された『アララギ』が人気になるきっかけを作った。 後期には島木赤彦、斎藤茂吉、古泉千樫、三井甲之、石原純らが編集に携わっていた。
脚注
編集- ^ 「馬酔木」は植物の名としては「アセビ」、生薬としては「バスイボク」などとも読まれる。
- ^ “馬酔木とは - コトバンク”. 2012年8月29日閲覧。