香春岳
香春岳 | |
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標高 | 509 m |
所在地 | 日本 福岡県田川郡香春町 |
位置 | 北緯33度41分32秒 東経130度50分41秒 / 北緯33.69222度 東経130.84472度 |
香春岳の位置
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プロジェクト 山 |
概要
編集香春町の中西部にある結晶質石灰岩でできた山である。三つの峰で構成されており、地元では香春岳と呼ばず、一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と各々を呼ぶことが多い。最高峰は三ノ岳の標高509m。
全体が高品位の石灰岩で出来た山のため、昭和初期からこれを原料にしたセメント工場が立地していたが、消費地からも海からも離れていることが災いして工場は閉鎖され、現在では石灰石(特に白色度の高いものは「寒水石」と称し、製紙原料として珍重される)の採掘のみが行われている。
石灰石採掘のために、一ノ岳は高さが元の半分程度に低くなっている。つづいて二ノ岳の採掘が始まりつつある。三ノ岳には小規模のスカルン鉱床が数多く生成しており、その一部は奈良時代に銅鉱石の採掘が行われた。一ノ岳の採掘場は上空からも識別しやすいため、航空自衛隊の戦闘機パイロットが自機の位置を確認する(地文航法)ための目印として利用している[1]。
炭坑節の「一山 二山 三山 越え」の歌詞は、香春岳の3峰にちなむ。
香春岳が舞台となった小説
編集脚注
編集- ^ “航空自衛隊築城基地Twitter 2020年8月29日”. 航空自衛隊築城基地 (2020年8月29日). 2020年8月29日閲覧。
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、香春岳に関するカテゴリがあります。