飯冨章宏
飯冨 章宏(いいとみ あきひろ、1955年(昭和30年)10月16日 - )は小鼓方大倉流の能楽師で、重要無形文化財総合認定保持者である[1]。
概説
編集1955年、能楽脇方(高安流)飯冨家長男として熊本県熊本市に生まれる。熊本市在住。熊本県立熊本高等学校、一橋大学を卒業後、1977年(昭和52年)に能楽小鼓入門。「猩々乱」「石橋」「道成寺」「安宅」「定家」「翁頭取」等を披演。
鵜澤壽(人間国宝)、鵜澤速雄並びに大倉源次郎(大倉流十六世宗家・人間国宝)に師事[2]。
(公益社団)能楽協会社員、(社)日本能楽会会員、福岡市能楽協議会 元会長、筑紫女学園大学非常勤講師(日本芸能論)。尚絅大学非常勤講師。現在は福岡県立大濠公園能楽堂をはじめおもに九州各地で活動。また、小学・中学・高等等で能楽囃子の啓発普及にも精力的に努めている。
脚註
編集出典
編集- ^ "会員詳細|飯冨章宏(いいとみあきひろ)". 会員紹介. 公益社団法人能楽協会. 2024年12月29日閲覧。
- ^ "大倉同門一覧". 大倉源次郎. 2024年12月29日閲覧。