風色日向
宝塚歌劇団宙組に所属する男役スター
風色 日向(かぜいろ ひゅうが、6月23日[1] - )は、宝塚歌劇団宙組に所属する男役スター。
東京都練馬区[2]、区立開進第四中学校出身[2]。身長175cm[1]。愛称は「ひゅーが」、「ひなこ」、「風の色は何色」[1]。
来歴
編集2014年、宝塚音楽学校入学。音楽学校の文化祭では演劇部門で主役を務める[3]。
2016年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に102期生として入団[4][3]。入団時の成績は6番[4]。星組公演「こうもり/THE ENTERTAINER!」で初舞台[1]。その後、宙組に配属[4]。
2019年の「エル ハポン」で新人公演初主演[5][3][6]。
2022年の「NEVER SAY GOODBYE」で2度目の新人公演主演[注釈 1][7]。
人物
編集小さな頃から歌が好きで、ミュージカルに親しんできた[6]。
中学1年の時に宝塚を初観劇[6]。きらびやかな衣装、キラキラした世界に心を奪われ、高身長を生かせる宝塚を目指すようになる[6]。
主な舞台
編集初舞台
編集宙組時代
編集- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』[3]
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』『VIVA! FESTA!』
- 2017年6月、『パーシャルタイムトラベル 時空の果てに』(バウホール) - 中世の男
- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - 新人公演:ロマン・ポチョムキン(本役:瑠風輝)『クラシカル ビジュー』
- 2018年1月、『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム) - シャークスの男
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - ジュダ・ハスパスルピ/ユルドゥズ、新人公演:シュバス(本役:瑠風輝)『シトラスの風-Sunrise-』
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』『異人たちのルネサンス』 - 新人公演:枢機卿(本役:実羚淳)/執事/トルコダンサー
- 2019年2 - 3月、『群盗-Die Räuber-』(ドラマシティ・日本青年館) - コジンスキー/監督員
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - 新人公演:ライナス・コールドウェル(本役:和希そら)[3]
- 2019年8 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - ロベール『NICE GUY!!』(全国ツアー)
- 2019年11 - 2020年2月、『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』 - 吉内、新人公演:蒲田治道(本役:真風涼帆)『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』 新人公演初主演[5][3]
- 2020年8月、『壮麗帝』(ドラマシティ) - 奴隷商人/ムスタファ[6]
- 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - マクファースン/ボヘミア王、新人公演:J・モリアーティ大佐(本役:紫藤りゅう)『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』
- 2021年11 - 12月、『プロミセス、プロミセス』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - エディ
- 2022年2 - 3月、『NEVER SAY GOODBYE』(宝塚大劇場) - ハンス[注釈 1][7]
- 2022年4 - 5月、『NEVER SAY GOODBYE』(東京宝塚劇場) - ハンス、新人公演:ジョルジュ・マルロー(本役:真風涼帆) 新人公演主演[7]
- 2022年6 - 7月、『カルト・ワイン』(東京建物 Brillia HALL・ドラマシティ) - オークショニア
- 2022年8 - 11月、『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』 - KOO、新人公演:ROCKY(本役:芹香斗亜)『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』[2]
- 2023年3 - 6月、『カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜』 - グレゴリー
- 2023年7 - 8月、『大逆転裁判』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - 亜双義一真
- 2023年9月、『PAGAD(パガド)』 - シャンボール『Sky Fantasy!』(宝塚大劇場のみ)
- 2024年6 - 8月、『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』
- 2024年10月、『MY BLUE HEAVEN-わたしのあおぞら-』(バウホール) - 天地楽 バウ初主演[8][9]
- 2025年1 - 4月、『宝塚110年の恋のうた』『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』 - オリバー
出演イベント
編集CM出演
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、136頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c <華宝塚>声鍛え 役楽しみたい 宙組・風色日向 東京新聞。
- ^ a b c d e f 名取千里 (2020年1月1日). “フェアリーインタビュー 宙組 風色日向”. ウィズたからづか。
- ^ a b c 『2016年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、77頁。ISBN 978-4-86649-005-2。
- ^ a b “宝塚宙組・風色日向が初センター「真っ白」から「温かなオレンジ色に」”. スポーツ報知. (2019年12月3日) 2019年12月3日閲覧。
- ^ a b c d e f 山岸利行 (2020年2月13日). “<華宝塚>憧れの場所で見た色は 風色日向(宙組)”. 東京新聞 2020年8月31日閲覧。
- ^ a b c 風色日向、念願の公演やっと実現、宙組「Never Say Goodbye」新人公演 薮下哲司の宝塚歌劇支局プラス。
- ^ a b 芹香斗亜・春乃さくら率いる宝塚歌劇団宙組が全国ツアー、風色日向のバウ公演も ステージナタリー。
- ^ “宝塚・宙組スター、風色日向の初主演作がバウホールで開幕 長身生かした存在感と表現力で好演”. スポーツニッポン 2024年10月16日閲覧。
- ^ 宝塚巴里祭2018('18年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 芹香斗亜ディナーショー「KISS-kiki sing&swing-」('23年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 注目の宝塚男役5名が抜擢、CMで新たな「風」吹かせる デイリースポーツ。