風樹 茂(かざき しげる、1956年 - )は作家(主にノンフィクション)。本名、黒田健司[1][2]

経歴

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北海道旭川市生まれ。獅子座。幼少期は近所にアイヌ部落があり、曽祖父はアイヌの土地返還運動に関わっていた[3]。北海道から本州に移り、一時期は東京都葛飾区青砥付近に住んだ[3]

千葉県立匝瑳高等学校を経て、東京外国語大学スペイン語学科卒業[3]。在学中にメキシコベラクルス大学に公費留学。 卒業後、中南米専門商社に勤務し、パイオニア製品を中南米に輸出していた。退社後、大成建設ODAとして手がけていたアマゾンでの鉄道復旧工事に従事[4]。 その後、南米全域、欧州、アジアを放浪[3]。帰国後、伊藤忠商事系の研究所で投資・援助のコンサルタントとして中南米、中東、インド、中国、東南アジア、南太平洋諸島で現地調査に従事[3]イスラム開発銀行のコンサルタントも経験し、これまで世界30カ国を踏査[5]バブル崩壊の影響で研究所が消滅し、作家に転身[6]。著書に『ラテンの秘伝書』『リストラ起業家物語』 『サラリーマン残酷物語』『ホームレス入門』など多数。現在、書籍の執筆以外に、新聞、雑誌等でサラリーマン向けのコラムも執筆している。

著作

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  • 『ラテンの秘伝書』 東洋経済新報社
  • 『リストラ起業家物語』 角川書店
  • 『サラリーマン残酷物語』 中央公論新社
  • 『ホームレス入門』 角川書店
  • 『ホームレス人生講座』中公新書ラクレ
  • 『サッカーの祭典に集まった世界32ヵ国の仲間たち』 青春出版社
  • 『リストラ起業家物語―クビ、失業から這い上がった8人』 角川書店
  • 『それでもパパは生きることにした―死にたがる父たちの心の戦争』 青春出版社
  • 『東京ドヤ街盛衰記 日本の象徴・山谷で生きる』中央公論新社

付記

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世界放浪と現地調査にて30カ国を踏査。学生時代~30代はフリーター。「キャバレーボーイ、清掃業、通訳、コンサルタント」など20を超える職種を経験。

主な執筆紙

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夕刊フジ』、『現代用語の基礎知識』、『婦人公論』、『中央公論』など。

『夕刊フジ』
  • 「リタイアレス時代の悠々転職術」
  • 「イーブニングプレミアム」サラリーマンの健康・生活
  • 「大リストラ時代を生きる」
  • 「大離婚時代」
  • 「自殺3万人時代」
  • 「バブル 宴のあと」
  • 「明日はわが身 ホームレス入門」
『現代用語の基礎知識』
  • 「ホームレス用語」執筆と改定」
『漫画実話ナックルズ』
  • ホームレスマンガ「俺はこうして食っている」
  • ホームレスのワールドカップ」
『婦人公論』
  • 「傷だらけの大黒柱」
『中央公論』
  • 「なぜ私はホームレスになったか」
『MSNジャーナル』
  • 「透明で空虚な日本人と歴史を忘れた報い」
  • 「アマゾンより人類の生存可能性を問う」
  • 「リストラの王道」
  • 「親が子に伝えるもの」
  • 「南米でインチキウサギを食す」
  • 「師走に撤去 ホームレス」
  • 「現実を見る視座として ホームレス入門」

外部リンク

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脚注

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  1. ^ http://melma.com/backnumber_89527_3639287/[リンク切れ]
  2. ^ http://paris.navi.com/communi/communi_list.php?board_type=special_comment&view_type=topic&view_stat=detail[リンク切れ]
  3. ^ a b c d e 風樹茂”. kazakishigeru.web.fc2.com. 2024年8月29日閲覧。
  4. ^ アマゾンに鉄道を作る 風樹 茂(著者) - 五月書房新社”. 版元ドットコム. 2024年8月29日閲覧。
  5. ^ Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン)”. Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン). 2024年8月29日閲覧。
  6. ^ 風樹 茂の電子書籍一覧 - honto”. honto.jp. 2024年8月29日閲覧。