華厳経(八十華厳)の巻第45、阿僧祇品第30に登場[1][2]し、 つまり1056を意味している。四十華厳でも1056を意味している。六十華厳には現れない。この数を指すには、日本では『塵劫記』を由来とする「阿僧祇」を使うのが一般的である。
- 命数法#仏典の数詞
- クッキークリッカー - 日本語バージョンの一つでは、「恒河沙」までは一般的な方式の命数法となっているが、それより先は独自の方式の命数法を採用している。具体的には、一般的な方式の「阿僧祇」「那由他」「不可思議」「無量大数」は登場せず、一般的な方式なら「阿僧祇」にあたる位置に「頻波羅」が使われており[3]、そこからは華厳経の数詞の「矜羯羅」「阿伽羅」を採用している。
- 不可説不可説転 - 華厳経で登場する具体的な数詞として最大のもの。八十華厳では、1不可説不可説転は107×2122=1037218383881977644441306597687849648128である。