頬骨神経(きょうこつしんけい、ラテン語nervus zygomaticus英語名:zygomatic nervetemporomalar nerveorbital nerve)は、を持つ脊椎動物頬骨に副って走る神経三叉神経第二枝である上顎神経の枝で、眼窩に入り、頬骨、側頭骨部の皮膚へと向かう。

神経: 頬骨神経
Distribution of the maxillary and mandibular nerves, and the submaxillary ganglion. (Zygomatic nerve is second from top.)
Nerves of the orbit, and the ciliary ganglion. Side view. (Zygomatic nerve labeled at bottom center.)
ラテン語 nervus zygomaticus
英語 zygomatic nerve
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
起始
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構造

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頬骨神経は翼口蓋窩(よくこうがいか、en)で分岐される。下眼窩裂(かがんかれつ、en)より眼窩に入り、眼窩後方にて頬骨側頭神経 (en) と頬骨顔面神経の二つの枝に分かれ、皮膚に感覚神経を送る。また、翼口蓋神経節からの副交感性節前線維 (en) を涙腺神経 (en) へと運び、最終的に涙腺の神経支配を行う。この副交感神経繊維は顔面神経からのものである。

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関連項目

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この記事にはパブリックドメインであるグレイ解剖学第20版(1918年)889ページ本文が含まれています。