音威子府バイパス(おといねっぷバイパス)は、北海道中川郡音威子府村から中川郡中川町に至る国道40号バイパス道路である。

一般国道自動車専用道路(A')
(無料)

音威子府 バイパス

OTOINEPPU BY-PASS

国道40号標識
E5 音威子府バイパス
路線延長 19.0 km[1]
制定年 1995年平成7年)
起点 北海道中川郡音威子府村
終点 北海道中川郡中川町
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

2025年(令和7年)度の供用開始を目指して全線で事業中。北海道縦貫自動車道並行する一般国道自動車専用道路(A'路線)として整備される。また、道央自動車道と一体となって広域的・地域的交通の役割を担う自動車専用道路でもある。

高速道路ナンバリングによる路線番号は「E5」が割り振られている[2]

概要

編集

現道18 kmは特殊通行規制区間(交通規制)となっており[3]、雪崩・冠水・落石などの自然災害や半径150 m以内の急カーブも多い。

路線データ

編集

歴史

編集

開通予定年度

編集

インターチェンジ

編集
  • 全区間北海道上川総合振興局中川郡内に所在。
  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
IC
番号
施設名 接続路線名 起点
から
km
備考 所在地
E5 北海道縦貫自動車道(予定路線区間)
音威子府IC 国道275号 0.0 2025年令和7年)度開通予定[8] 音威子府村
筬島IC[9]
中川IC 国道40号(現道) 19.0 中川町
E5 北海道縦貫自動車道(予定路線区間)
(中川 - 天塩間 計画段階評価手続き中[10]

道路施設

編集

トンネル

編集

橋梁

編集
  • 音威子府川橋 (123 m)[11]
  • 天塩川橋 (459 m)[11]

脚注

編集
  1. ^ a b c d e f g 音威子府バイパス”. 国土交通省北海道開発局 旭川開発建設部. 2021年10月2日閲覧。
  2. ^ 高速道路ナンバリング路線図(国土交通省)
  3. ^ 通行規制区間マップ”. 旭川開発建設部. 2014年10月28日閲覧。
  4. ^ a b c d “難工事克服し10年 国道40号「音中トンネル」貫通”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2020年12月4日). オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ。. https://archive.vn/Gj5aW 2021年1月31日閲覧。 
  5. ^ a b c d “難工事10年 音中トンネル貫通 音威子府バイパス 全線開通へ期待”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2020年12月3日). オリジナルの2021年1月31日時点におけるアーカイブ。. https://archive.vn/U02mD 2021年1月31日閲覧。 
  6. ^ “トンネル落盤:1人死亡 新設バイパス掘削作業中 北海道・中川”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2017年1月27日). オリジナルの2017年1月29日時点におけるアーカイブ。. https://archive.vn/GPKJ4 2021年1月31日閲覧。 
  7. ^ 国道40号 音威子府バイパスの開通予定の見直し” (PDF). 国土交通省北海道開発局 旭川開発建設部 (2017年8月1日). 2017年10月21日閲覧。
  8. ^ a b 防災・減災、国土強靭化に向けた道路の5か年対策プログラム(北海道ブロック版)を策定” (PDF). 国土交通省 北海道開発局 (2021年4月27日). 2021年4月30日閲覧。
  9. ^ 一般国道40号音威子府バイパス 再評価原案準備書説明資料” (PDF). 北海道開発局. p. 9. 2020年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月9日閲覧。
  10. ^ 北海道縦貫自動車道 (中川〜天塩) 第1回 説明資料” (PDF). 国土交通省北海道開発局 (2022年12月23日). 2022年12月26日閲覧。
  11. ^ a b c d e f “命守る道 音威子府バイパス”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2011年1月1日). http://e-kensin.net/modules/pico1/index.php?content_id=779 2014年10月28日閲覧。 

関連項目

編集

外部リンク

編集