韓国語レベルテスト
韓国語レベルテスト(かんこくごレベルテスト)、またはKLTは朝鮮語を母語としない人を対象とした朝鮮語の試験。2009年、第9回をもって終了した。
韓国語レベルテスト | |
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各種表記 | |
ハングル: | 한국어레벨테스트 |
漢字: | 韓國語- |
日本語読み: | かんこくごれべるてすと |
英語表記: | Korean Level Test |
歴史
編集「韓国語レベルテスト」は朝鮮語を母国語としない人の朝鮮語の水準を測定、評価することを目的として、2005年、社団法人東アジア文化交流協会が開発・実施した。第1回の試験は2005年7月に行われた。試験開催地は韓国、日本及び中国であったが、韓国がソウル、釜山、天安の3か所、中国は北京、上海をはじめ4か所であったのに対し、日本では東京、大阪、広島など13か所(第2回)であり、主な受験対象者は日本人と中国人(及び在外韓国人)であった。KLTは毎年2回のペースで実施されていたが、毎年受験者が伸びず募集延長が続いた。結局、第9回を最後として、2009年1月28日、公式ホームページ上で試験の終了が告知された。
特徴
編集級別ではなく、点数制(1000点満点)を採用しており、受験者が一律に試験を受けられることをメリットとする。これは、「韓国語能力試験」や「ハングル能力検定試験」との差別化を狙ったものだったが、すでにKLPTという類似の試験があり、受験者にとって大きな魅力とはならなかった。試験内容としては聞き取りに重点を置いている。
試験要項
編集- 実施回数:年2回
- 受験料:30,000ウォン(日本:4,500円)
- 試験時間:90分
- 問題数:1000問(聞き取り:520問 読み取り:480問)
- 成績評価:1000点満点
- 評価基準
点数 | TOPIK | 評価 |
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300~400 | 1級 | 簡単な挨拶と会話が可能
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401~510 | 2級 | 基本的な意思表現と短い会話が可能
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511~630 | 3級 | 日常的な会話が可能
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631~750 | 4級 | 日常的な会話には困難を感じず、制限された範囲内で業務上のコミュニケーションが可能
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751~880 | 5級 | 多様な状況で比較的適切にコミュニケーションをすることができる
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881~1000 | 6級 | 朝鮮語を母語とする人と自由にコミュニケーションをすることができ、専門的な対話や業務など特定分野で朝鮮語を使用することができる
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