静公(せいこう、生没年不詳)は、中国戦国時代の最後の君主。姓は姫、名は倶酒[1]

静公 姫倶酒
公(周制における爵位は侯)
王朝
在位期間 紀元前357年頃 - 紀元前349年頃(『史記六国年表では、紀元前378年 - 紀元前376年
都城 端氏
姓・諱 姫倶酒
諡号 静公
孝公

生涯

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晋の孝公の子として生まれた。紀元前357年頃、孝公が死去すると、後を嗣いで静公が晋公として即位した。紀元前349年頃、が晋を滅ぼしてその地を三分した。静公は身柄を移されて家人とされ、晋の祭祀は絶えた[2]。一説に韓出身の女性に殺害された[3]ともいう。

脚注

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  1. ^ 史記』晋世家による。『史記索隠』晋世家所引『世本』は、静公の名を倶とする。
  2. ^ 『史記』晋世家
  3. ^ 『史記』韓世家の昭侯10年の条に「韓姫がその君悼公を弑した」とあり、ここの悼公を晋の静公のこととみなす見解がある。
先代
孝公
君主
前357年頃 - 前349年頃
次代
-