青柳 堤村(あおやぎ ていそん、生没年不詳)とは、明治時代の浮世絵師。
師系・経歴不明。青柳氏、通称は謙治。堤村と号す。鐘淵紡績会社の社員かといわれる。作に明治28年(1895年)版行の横間判10枚揃錦絵「鐘淵紡績株式会社錦絵」が残る。これは鐘淵紡績会社が業務の拡張を記念し出版した木版画で、絵の枠外に「東京府向嶋隅田村千三百四十七番地 画作兼出版人 青柳堤村」、また「青柳謙治」とある。