青木一能
日本の政治学者 (1946-)
青木 一能(あおき かずよし、1946年5月5日 - )は、日本の政治学者。日本大学文理学部名誉教授。専門は国際関係論、現代アフリカ政治論。
略歴
編集群馬県富岡市生まれ。1970年獨協大学外国語学部英語学科卒業。1972年慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了、1976年同博士課程満期退学。
世界経済調査会専任研究員を経て、1979年から日本大学国際関係学部・大学院国際関係研究科前・後期課程にて教鞭を執る[1]。その間、ロンドン大学英連邦研究所客員研究員を勤め、2003年から日本大学文理学部教授として「国際情勢」、「地域研究(中東)および(アフリカ)」などを担当。
1999年、論題「アンゴラをめぐる政治力学の分析 : 行為主体間相互作用の実態について」で日本大学から博士(国際関係)[2]。
社会活動では、各種海外調査のほか、ジンバブエ大統領選挙(2002年)の日本政府監視団員や国際協力事業団(現:同機構)「民主化セミナー」リーダーなどに従事。現在、NPO・日本政治総合研究所理事、尾崎行雄記念財団常務理事を務める。
著書
編集単著
編集- 『国際政治論 (現代政治選書)』(学陽書房、1983年)
- 『アンゴラ内戦と国際政治の力学』(芦書房、2001年)
- 『手にとるように国際情勢がわかる本』(かんき出版、2002年)
- 『手にとるように現代史がわかる本』(かんき出版、2010年)
編著
編集- 『地球型社会の危機-グローバリゼーションの断面図』(芦書房、2005年)
- 『グローバリゼーションの危機管理論』(芦書房、2006年)
共編著
編集脚注
編集- ^ 『手にとるように国際情勢がわかる本』(かんき出版、2002年)著者情報
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『アンゴラをめぐる政治力学の分析 : 行為主体間相互作用の実態について』”. 2023年4月17日閲覧。