青年英雄道路
青年英雄道路(朝鮮語: 청년영웅도로)、あるいは平壌南浦高速道路、は朝鮮民主主義人民共和国の高速道路である、北朝鮮の首都たる平壌と、平安南道の西朝鮮湾沿岸の都市である南浦を結ぶ路線である。1998年11月に着工、2000年10月に開通した。一級道路に区分される[1]。
平壌南浦高速道路 | |
地図 | |
路線延長 | 46.3 km |
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制定年 | 2000年10月 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
朝鮮中央通信によると、高速道路の名称は道路を建設した若者にちなんでつけられた。この高速道路建設事業においては、1400万立方メートルの土壌が運搬されたほか、80箇所を超える灌漑設備、50基の橋、および300万立方メートルを超えるアスファルトが用いられて作られた[2]。
有事の際には、高速道路は防衛目的に転用され、朝鮮人民軍第107および第108戦車師団が平壌方面への高速道路を封鎖する[3]。
参考文献
編集- ^ Melvin (25 June 2009). “North Korea Uncovered - (Google Earth) - KMZ file”. North Korean Economy Watch. 2013年6月14日閲覧。
- ^ “Pyongyang-Nampo Motorway Completed”. Korean Central News Agency (13 October 2000). 14 June 2013閲覧。
- ^ Madden, Michael (August 3, 2018). “Much Ado About Kangson”. Henry L. Stimson Center. オリジナルのAugust 3, 2018時点におけるアーカイブ。 . "The Pyongyang-Nampo Highway is a key southern defense route for the Pyongyang Defense Command and III Army Corps. In the event of a domestic or foreign attack (from the South) on the DPRK, the 107th and 108th Tank Divisions deploy on the highway to cut off access routes into Pyongyang."