青山淳平
青山 淳平(あおやま じゅんぺい、本名・河野健、1949年(昭和24年)11月15日 - )は、日本の小説家。 山口県下関市長府出身。愛媛県松山市在住[1]。
人物
編集幼少期を貧しい家庭で過ごす。高校卒業後3年間、東京と名古屋で働き、昭和46(1971)年、松山商科大学(現松山大学)入学。
昭和52年(1977年)に松山商科大学(現・松山大学)大学院修了後、平成22年(2010年)年まで愛媛県内の県立高校社会科教諭を務める。この間、同人誌で小説を発表。全国紙や文学雑誌の同人雑誌評で高い評価を受ける。
平成24(2012)年から5年間、愛媛銀行企画広報部参与として愛媛銀行百年史を執筆監修。これまで幅広い分野をテーマに小説、評伝などを上梓している。
2度の新日本文学賞では、第27回(1997年)の小説『司令の桜~人と歴史の物語』で候補。第28回(1998年)の評伝「資本が文化をこわす」で佳作になったものの、1998年10月号に掲載された・[2]。
小説集『司令の桜~人と歴史の物語』の中に収められた「松山ロシア物語」が平成17(2005)年に南海放送で『松山捕虜収容所外伝~ソローキンの見た桜』のタイトルでラジオドラマ化され、第1回日本放送文化大賞を受賞[3]。映画『ソローキンの見た桜』(2019年3月、全国公開)の原案者でもある[4]。
主な著書
編集ノンフィクション(評伝)
編集出典
編集- 小説「いつかどこかで」朝日新聞同人雑誌評で取り上げられる(1989年4月7日)。同じく「ネルソンの冒険」毎日新聞同人雑誌評(1990年4月24日)。同じく「残りの坂」週刊読書人同人雑誌評(1992年9月14日)同じく「司令の桜」雑誌「文学界」同人雑誌評でベスト5に選出(1997年7月号)
- 『人、それぞれの本懐』愛媛新聞書評(1997年7月25日)。
- 『夢は大衆にあり』読売新聞愛媛版紹介と書評(2004年9月7日)。
- 『「坂の上の雲」と潮風の系譜』愛媛新聞書評新刊紹介(2005年11月6日)週刊読書人のわが社の一冊(2005年11月18日)。
- 『腎臓移植最前線』読売新聞愛媛版で紹介と書評(2007年5月17日)朝日新聞愛媛版で紹介と書評(2007年5月17日)。