青原寺 (安曇野市)
長野県安曇野市にある寺院
青原寺(せいげんじ)は、長野県安曇野市にある曹洞宗の寺院。山号は安養山。本尊は聖観世音菩薩。
青原寺 | |
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所在地 | 長野県安曇野市穂高有明3461 |
位置 | 北緯36度21分27.1秒 東経137度50分03.2秒 / 北緯36.357528度 東経137.834222度座標: 北緯36度21分27.1秒 東経137度50分03.2秒 / 北緯36.357528度 東経137.834222度 |
山号 | 安養山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
開基 | 蘭如従賀 |
法人番号 | 4100005006516 |
概要
編集戦国時代、旧小岩嶽城主・古厩氏(仁科氏の支族)が菩提寺として開基し、美濃国関の龍泰寺5代蘭如従賀和尚の開山で、同寺の末寺である。また往時は36の末寺を擁する当地方の曹洞宗の大寺あった。明治4年(1871年)廃仏毀釈により廃寺となるが、同11年(1878年)に再興された。
大正4年(1915年)に天皇即位記念として建立された寺門や、禅宗様の庭園、同5年(1916年)に建立された山門が残る。参道脇には昭和47年(1972年)建立の寺号碑あり、観音供養塔、三界萬霊塔、青面金剛像、地蔵菩薩像などが立ち並び、石段の上には明治17年に再建され、平成15年に新築された本堂がある。
本尊のほか、釈迦如来像、延命地蔵菩薩像、阿弥陀如来像が奉祀されている。
参考文献
編集- 『穂高町誌 第2巻 歴史編 上・民俗編』
- 窪田雅之『観音札所百番めぐり』 信濃毎日新聞社 2021年