随想録 (アルバム)
日本のシンガーソングライター、さだまさしのライヴ・アルバム
『随想録』(エッセイ)は、シンガーソングライター・さだまさしのライヴ・アルバムである。
『随想録』 | ||||
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さだまさし の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ニューミュージック | |||
レーベル | フリーフライト | |||
プロデュース | さだまさし | |||
チャート最高順位 | ||||
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さだまさし アルバム 年表 | ||||
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概要
編集『随想録』は1978年から1979年までのライヴ・テイクからの編集盤である。楽曲だけでなく、ステージでのトークや休憩時間の余興まで収録されており、発表当時の公演形態(2部構成+アンコール)にあわせ、さだまさしコンサートに仕立てられている。
初出のLPでは、第1部・第2部をそれぞれDISC1・2にまとめたLP2枚組と、アンコール・ディスクとしてシングル盤1枚を付属した計3枚組仕様であった。最大可能収録時間の違いもあり、カセット・テープ版や再発されたCD盤では2枚組にまとめられている。
収録曲(アナログ盤)
編集DISC 1
編集アナログA面
編集- overture〜交響楽(シンフォニー)
- きみのふるさと
- 案山子
- 秋桜(コスモス)
- 1979年9月2日 新宿厚生年金会館
アナログB面
編集- 最終案内
- 1978年11月3日 名古屋市民会館
- 敗戦投手
- 1978年11月3日 名古屋市民会館
- 結婚直前に婚約破棄された男の惨めさをサヨナラ・ホームランを浴びたピッチャーにたとえてコミカルに歌う。このライヴ・アルバム中唯一オリジナル・アルバムにもシングルにも収録されていない楽曲であったが(替え歌である「雨どりや」を除く)、2007年発売の「LIVE BEST」に収録された。
- 間奏部分にフベンティーノ・ローサス作曲のワルツ「波濤を越えて」の旋律が引用されている[1]。
- 第三病棟
- 1978年11月2日 大阪フェスティバルホール
- さだが「ピアノ弾き語り」と称してトイ・ピアノを演奏する。
- 晩鐘
- 1978年11月1日 大阪フェスティバルホール
DISC 2
編集アナログC面
編集- 休憩〜 雨どりや
- 関白宣言
- 木根川橋
- 1979年9月2日 新宿厚生年金会館
- 療養所(サナトリウム)
- 1979年8月28日 歌舞伎座
アナログD面
編集- MC〜転宅
- 1979年9月2日 新宿厚生年金会館
- 掌
- 1979年8月28日 歌舞伎座
- 飛梅
- 1978年11月3日 名古屋市民会館
- つゆのあとさき
- 1978年11月3日 名古屋市民会館
DISC 3
編集アナログE面
編集- ひき潮
- 1979年8月28日 歌舞伎座
アナログF面
編集- epilogue〜天までとどけ(レコードヴァージョン)
収録曲(CD)
編集DISC1
編集- overture〜交響楽(シンフォニー)
- きみのふるさと
- トーク(1)
- 案山子
- 秋桜(コスモス)
- 最終案内
- トーク(2)
- 敗戦投手
- トーク(3)
- 第三病棟
- 晩鐘
DISC2
編集- 休憩〜 雨どりや
- 関白宣言
- トーク(4)
- 木根川橋
- 療養所(サナトリウム)
- トーク(5)
- 転宅
- 掌
- 飛梅
- トーク(6)
- つゆのあとさき
- ひき潮
- epilogue〜天までとどけ(レコードヴァージョン)
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- すべて作詩[2]・作曲:さだまさし
- カセットテープ盤では、Side-B以降から収録曲を1曲ずつ前面に移動させ、アンコールシングルの2曲もSide-Dに収録された。
参加したミュージシャン
編集- 共通
- 1978年11月1日/1978年11月2日 大阪フェスティバルホール
- 1978年11月3日 名古屋市民会館
- 1979年5月12日 いわき市平市民会館
- 1979年7月2日 大阪フェスティバルホール
- 1979年8月28日 歌舞伎座
- 1979年9月2日 新宿厚生年金会館
- アコースティックギター:坂元昭二
- ピアノ:信田一男
- ストリングス:新日本フィルハーモニー交響楽団(C面2.4 E面1)・山本直純(指揮)、アンサンブル・オズムジカ(A面3)