陣内靖彦
日本の教育社会学者
陣内 靖彦(じんのうち やすひこ、1944年4月22日[1] - 2015年2月8日)は、日本の教育社会学者。東京学芸大学名誉教授。教師研究などが専門で日本教師教育学会会長も務めた。
人物・経歴
編集佐賀県杵築郡の教育者の家に生まれる。1967年一橋大学社会学部卒。一橋大学では大陽寺順一ゼミに所属。銀行員を経て、1974年東京教育大学大学院教育学研究科教育学専攻博士課程単位取得退学後、1974年東京学芸大学教育学部教育学講座講師、助教授、教授を歴任し、教師の歴史研究などを行った。1992年日本教育社会学会理事、2008年日本教師教育学会会長(理事長)。元日本教育学会理事。2010年東京学芸大教授を定年退任、名誉教授、聖徳大学児童学部教授。指導学生に舞田敏彦など[2]。2013年胆嚢癌により余命3ヶ月を宣告される。2015年肝転移からの肝不全により自宅で死去。享年70。小平市で葬儀が行われ門脇厚司筑波大名誉教授により弔辞がなされた[3][4]。
著書
編集- 『日本の教員社会 歴史社会学の視野』東洋館出版社 1988
- 『東京・師範学校生活史研究』東京学芸大学出版会 2005
共編著
編集論文
編集注
編集- ^ 『現代日本人名録』
- ^ 科研
- ^ 「NO.54 級友陣内靖彦君を偲んで」如水会
- ^ 「陣内靖彦さんのご冥福をお祈りする.」武内清(教育社会学)研究室