院体画(いんたいが)は、中国における宮廷画家の画風。伝統を重視し、花鳥山水など写実的で精密に描くのが特徴。

「山径春行図」(馬遠)

唐代に起源を持つ画院(翰林図画院、徽宗の時代に最も盛ん)で描かれるような画であり、花鳥・人物・山水などを宮廷趣味に即して描いた。代表的画家としては、北宋の徽宗や南宋の夏珪馬遠梁楷などが挙げられる。

関連項目

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