阿野一里塚
阿野一里塚(あのいちりづか)は、愛知県豊明市阿野町にある一里塚。1936年(昭和11年)12月16日に国の史跡に指定された[1]。
歴史
編集東海道の池鯉鮒宿と鳴海宿の間に位置する一里塚であり、日本橋から数えて86番目の一里塚である。慶長9年(1604年)、徳川家康の命を受けて永井白元と本田光重によって築かれた[2]。
左右両側とも現存する一里塚は全国的にも珍しいとして、1936年(昭和11年)12月16日に国史跡に指定された。指定時には以下のように言及されている[3]。
東海道ノ一里塚ニシテ街道ノ両側ニアリ西塚ハ稍々方形ヲナシ底部縱約二十六尺横約二十八尺高約七尺アリ東塚ハ略々西塚ニ等シク共ニ元榎アリシモ今存セズ東塚ニハ二株ノ松樹アリ近年塚土ノ一部ヲ鑿取セシモ補ヒテ舊ニ復セリ縣下東海道沿ヒ一里塚中二基相對シ保存セラルル點ニ於テ唯一ノモノナリ
ギャラリー
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看板と石碑
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句碑
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東から見た阿野一里塚
現地情報
編集- 所在地
- 交通アクセス
脚注
編集外部リンク
編集- 阿野一里塚 豊明市観光協会