阿部 彦吉(あべ ひこきち、元治元年9月2日1864年10月2日[1] - 昭和6年(1931年10月9日[2])は、日本の発明家である。

阿部彦吉

現在の山形市生まれ。18歳で上京し、ある時計店に勤務し、技術体得の後帰郷した。自ら時計店を開業し、そのかたわら電気時計の研究発明に志した。まず単独式電気時計から発電機付きの無電池式電気時計に進み、その後、有電池式連絡時計となって完成を見た。特許は内外12件に及ぶ。

1928年、昭和天皇即位の大典に際して発明功労により緑綬褒章を授与され、また帝国発明協会から表彰された。

特許

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脚注

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  1. ^ 『紅・緑・藍綬褒章名鑑 明治15年~昭和29年』(総理府賞勲局、1980年)p.133
  2. ^ 阿部 彦吉』 - コトバンク