阿由葉勝作
明治時代後期から昭和時代前期の政治家、実業家
3代 阿由葉 勝作(あゆば かつさく、1877年(明治10年)10月13日[1] - 1952年(昭和27年)8月19日[2])は、明治時代後期から昭和時代前期の政治家、実業家。衆議院議員(3期)。幼名は長之助[3]。
経歴
編集2代阿由葉勝作の長男として栃木県足利郡利保村(北郷村を経て現足利市利保町)で生まれる[1][4]。1894年(明治27年)7月、家督を相続する[1]。慶應義塾に学び、農業を営む傍ら、北郷村長、同村会議員、栃木県会議員、同参事会員、同議長を歴任する[2]。実業家としては東海銀行、足利瓦斯各取締役、野洲新聞社長、東野鉄道取締役[2]、宇都宮常設家畜市場取締役、宇都宮米券倉庫監査役[1]、第二特許織物取締役[3]を歴任する。
1920年(大正9年)5月の第14回衆議院議員総選挙では栃木県第6区から憲政会所属で出馬し当選[2]。第15回、第17回衆議院議員総選挙でも当選し、計3期衆議院議員を務めた[2]。
親族
編集脚注
編集- ^ a b c d e 人事興信所 1915, あ8頁.
- ^ a b c d e 衆議院、参議院 編 1962, 5頁.
- ^ a b 人事興信所 1928, ア29頁.
- ^ 『栃木県歴史人物事典』下野新聞社、1995年、34頁。
- ^ 人事興信所 1915, き3頁.
参考文献
編集- 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年 。
- 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年 。