防黴剤
(防カビから転送)
防黴剤(ぼうばいざい/ぼうかびざい)とは、カビの発生または増殖を防ぎ、あるいは除去するための薬剤。普通は工業用途、食品用途(食品添加物、ポストハーベスト農薬も含む)あるいは飼料添加物に用いるものを指す。工業用途では「ぼうばいざい」、食品用途では「防かび剤」「かび防止剤」などと呼ぶ場合が多いが、特に決まりはない。
例
編集- 工業用
- 食品用
- オルトフェニルフェノール
- ビフェニル
- チアベンダゾール
- イマザリル
その他
編集農薬ではカビ・細菌を標的とするものを併せて殺菌剤という。また医薬品でカビ(あるいは真菌)による感染症の治療に用いるものは抗真菌薬という。これらは防黴剤とは呼ばないが、互いに一部共通の化合物(群)も用いられる。