閣外大臣

省大臣と大臣政務官の間の地位。内閣に属さない下級大臣。閣外相。

閣外大臣(かくがいだいじん)とは、イギリスなどの議院内閣制において常に閣議に参加する大臣(閣内大臣)以外の大臣のことをいう。閣外相と略す。

イギリスの他、カナダオーストラリアフランスベルギーオランダリビアセネガルにも閣外大臣が存在するが、日本に閣外大臣は存在しない。

イギリス

編集

Minister of Stateが「閣外大臣」と訳され、常に閣議に出席する「閣内大臣」と区別される[1][2]

オーストラリア

編集

オーストラリアでは常に閣議に出席する閣内大臣(Inner Ministers)と所掌が議論される場合にのみ閣議に出席する閣外大臣(Outer Ministers)に分けられる[3]

脚注

編集
  1. ^ 第1編 人事行政 第1部 政治任用~主要諸国における実態~ 第2節 各国の状況【イギリス】”. 人事院. 2022年9月4日閲覧。
  2. ^ イギリス中央政府の機構- 地方団体に対する関与機構 -”. 自治体国際化協会. 2022年9月4日閲覧。
  3. ^ 1.行政機構”. 国土交通省. 2022年9月4日閲覧。

関連項目

編集