開化の忍者
『開化の忍者』(かいかのにんじゃ)は、1974年に発表された山田風太郎の時代小説。忍法帖シリーズの最後の短編。『週刊小説』1974年2月1日号に掲載された。
開化の忍者 | ||
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著者 | 山田風太郎 | |
発行日 | 1974年 | |
ジャンル | 時代小説 | |
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物語
編集イギリス人通辞アルフレッド・ミラード邸の門番、もと公儀忍び組の伊賀忍者3人は、英国に渡航して一旗揚げる夢のため、ミラードに使われていた。そこに組頭の孫娘・お志保が、小間使いとしてミラード邸に召し出されて来た。
登場人物
編集作中に登場する忍法
編集- 忍法盗人蜥蜴(ぬすっとかげ) - 肉体の一部を切り離しても、ある時間、独立して生存させる。ただし、再生不能。
- 忍法玉共鳴(たまともなり) - 相手の昂奮度と共鳴し、自在に射精欲を制御できる。
- 忍法陰陽変(いんようへん) - 女と交合し、相手と入れ替わる[2]。ただし、1回しか使えない。