門ヶ崎
概要
編集門ヶ崎は、日本海に突き出た花崗岩特有の方状節理で形成された断崖絶壁で、海側から見ると左右に張り出した高さ約30mの巨大な門柱のように見える岩と海食洞からなっている[1] [2]。 展望台からは通常岩陰になり夕日が海に沈むところを見られないが、夏至前後の数日間だけ海に沈むところをみられる。[3]
周辺にあるクロマツ林は本県の海岸付近に広く帯状に見られるが、そのほとんどは防風・防潮林として植林されたものである。しかしここのクロマツ林は植林されたものではなく、風衝断崖地に成立した土地的極相と考えられる。[4]
組成
編集門ヶ崎の花崗岩は、肉紅色を呈する黒雲母花崗岩であり、結晶は粗粒で石英脈やペグマタイト等の岩脈類が貫入している。[1]
交通アクセス
編集周辺
編集脚注
編集- ^ a b 門ヶ崎 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ “福井県のすぐれた自然データベース「敦賀市門ヶ崎の海食地形・節理」”. 福井県自然保護課. 2016年2月13日閲覧。
- ^ a b “若狭路かんたんナビ「門ヶ崎の夕日(白木)」”. 一般社団法人若狭湾観光連盟. 2016年2月13日閲覧。
- ^ “福井県のすぐれた自然データベース「門ヶ崎のクロマツ林」”. 福井県自然保護課. 2016年2月13日閲覧。
参考文献
編集- “福井県のすぐれた自然データベース”. 福井県自然保護課. 2016年2月13日閲覧。
- “敦賀市景観百選「自然景観/海岸・半島景観/門ヶ崎」”. 敦賀市. 2016年2月13日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 文化遺産オンライン 文化庁
- “福井県のすぐれた自然データベース”. 福井県自然保護課. 2016年2月13日閲覧。
座標: 北緯35度44分6.9秒 東経135度58分26.3秒 / 北緯35.735250度 東経135.973972度