長陽駅
熊本県阿蘇郡南阿蘇村にある南阿蘇鉄道の駅
長陽駅(ちょうようえき)は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽にある南阿蘇鉄道高森線の駅。
長陽駅 | |
---|---|
駅舎(2012年8月) | |
ちょうよう Choyo | |
◄立野 (4.7 km) (1.0 km) 加勢► | |
所在地 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽 |
所属事業者 | 南阿蘇鉄道 |
所属路線 | ■高森線 |
キロ程 | 4.7 km(立野起点) |
電報略号 | ヨウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
37人/日(降車客含まず) -2015年- |
乗降人員 -統計年度- |
75人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)2月12日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集年表
編集- 1928年(昭和3年)2月12日:鉄道省によって開設[1]。
- 1961年(昭和36年)
- 1971年(昭和46年)2月20日:荷物扱い廃止[3]。無人駅化[4]。
- 1986年(昭和61年)4月1日:国鉄高森線より南阿蘇鉄道に転換[1]。
- 2006年(平成18年):駅舎内に喫茶店「久永屋」が開業[5]。
- 2016年(平成28年)4月14日・4月16日:熊本地震によって路線の橋梁やトンネル躯体に損傷が発生し、運転見合わせ。
- 2023年(令和5年)7月15日:立野 - 中松間が復旧、全線で運転を再開[6]。
駅名の由来
編集南阿蘇は外輪山の影響で日照時間が短いが、外輪山が立野で切れているためにこの地には西日が長く当たる。そのため長陽の名が付いたとされる。
駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅。無人駅だが木造駅舎がある。 現在は、駅事務所であった部分を改装した喫茶店「久永屋」が土日のみ営業している[5]。
利用状況
編集年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員[7] |
---|---|---|
2011年 | 43[8] | 87 |
2012年 | 41[9] | 83 |
2013年 | 46[10] | 90 |
2014年 | 38[11] | 77 |
2015年 | 37[12] | 75 |
2016年 | 営業休止 | 営業休止 |
駅周辺
編集- 阿蘇森林組合南部支所 - 駅前広場にある。
- めるころパン工房
- 南阿蘇村長陽庁舎
- 南阿蘇村立長陽中学校
- 地獄温泉・垂玉温泉 - タクシーで15分程度
- 宝来宝来神社[13]
- 国道325号 - バイパスと旧道(現・村道)があり2本併走している。主に路線バスが走る旧道は当駅から約400 mの距離にある。
バス路線
編集- 長陽駅 - 駅舎前
- 長陽駅入口(志田商店前) - 駅前から100 m離れた旧国道(村道)上の停留場
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、747頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「高森線 きょうから民営に 熊鉄局では初めて」『熊本日日新聞』熊本日日新聞社、1961年9月1日、朝刊/熊本市民版、6面。
- ^ “日本国有鉄道公示第53号”. 官報. (1971年2月18日)
- ^ 「通報 ●鹿児島本線西牟田駅ほか3駅、矢部線上妻駅ほか2駅、湯前線肥後西村駅ほか1駅及び高森線長陽駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月18日、4面。
- ^ a b 「がんばる高原列車、南阿蘇鉄道(中)=駅舎やイベント列車 魅力づくりへ一工夫」『熊本日日新聞』熊本日日新聞社、2009年11月29日、朝刊、22面。
- ^ “7月15日ダイヤ改正(全線運転再開)について”. 南阿蘇鉄道 (2023年5月19日). 2023年6月10日閲覧。
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2018年3月22日閲覧
- ^ 平成24年度版 九州運輸要覧 - 国土交通省九州運輸局、2018年3月26日閲覧
- ^ 平成25年度版 九州運輸要覧 - 国土交通省九州運輸局、2018年3月26日閲覧
- ^ 平成26年度版 九州運輸要覧 - 国土交通省九州運輸局、2018年3月26日閲覧
- ^ 平成27年度版 九州運輸要覧 - 国土交通省九州運輸局、2018年3月26日閲覧
- ^ 平成28年度版 九州運輸要覧 - 国土交通省九州運輸局、2018年3月26日閲覧
- ^ 宝来宝来神社
関連項目
編集外部リンク
編集- 長陽 - 南阿蘇鉄道