長井駅

山形県長井市栄町にある山形鉄道の駅

長井駅(ながいえき)は、山形県長井市栄町にある山形鉄道フラワー長井線の駅である。山形鉄道本社のほか、工務区も長井駅構内に置いている。

長井駅
駅舎(2021年5月)
ながい
NAGAI
南長井 (1.0 km)
(0.8 km) あやめ公園
地図
所在地 山形県長井市栄町
北緯38度6分25秒 東経140度2分1.6秒 / 北緯38.10694度 東経140.033778度 / 38.10694; 140.033778座標: 北緯38度6分25秒 東経140度2分1.6秒 / 北緯38.10694度 東経140.033778度 / 38.10694; 140.033778
所属事業者 山形鉄道
所属路線 フラワー長井線
キロ程 18.3 km(赤湯起点)
電報略号 ナイ←ナヰ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
268人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1914年大正3年)11月15日[1]
備考 直営駅
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歴史

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『長井停車場』1923年4月22日長井-荒砥開通記念の絵葉書より

駅構造

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島式ホーム1面2線の地上駅で、駅本屋とは構内踏切で連絡している。

 
構内踏切とホーム

改札口は無く、ホームには自由に入ることができる。両ホームとも赤湯方面、荒砥方面への発車が可能であるが、通常はのりばが固定されている。側線には保線モーターカーの車庫がある。モーターカーの車庫に隣接して旧貨物ホームが残る。

西側には縮小されながらも防雪林が残っていたが、駅周辺の整備事業のため、2009年9月初めに伐採された。その後、防雪林跡地が公園として整備され、駅舎からホームへの踏切が延長される形で西側の公園と連絡された。公園は駅西側の住宅街につながっており、駅の西側入り口も兼ねている。ただし冬季間は除雪されないため、ホームから公園側の踏切が閉鎖となる。

社員配置駅。旅行センター(営業時間9時00分 - 17時30分、祝日・年末年始休業)、自動券売機、待合所、ギャラリーが駅舎内部におかれている。旅行センターでは硬券乗車券・硬券入場券・回数券定期券のほか、JR線乗車券・特急券類(ビジネスえきねっと使用、日曜を除く)を取り扱っている。

 
長井駅旅行センター

待合室内には売店駅そば屋がある。

のりば

1 フラワー長井線 今泉宮内赤湯方面
2 荒砥方面

利用状況

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1日平均乗車人員は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均人員
1997 861
1998 844
1999 732
2000 646
2001 607
2002 547
2003 515
2004 518
2005 485
2006 404
2007 370
2008 361
2009 335
2010 342
2011 340
2012 326
2013 297
2014 284
2015 275
2016 271
2017 268

駅周辺

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市営バス長井駅前停留所

その他

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  • 1986年に放映されたニチレイ「中高生のお弁当」のCMにおいて長井駅のホームが撮影に使用された。前述の防雪林も映像に映っている。
  • 旧駅舎は天井の高い木造駅舎。「開業当時からの面影を残すかわいらしい駅舎」として、東北の駅百選に選定されていた。ただし、実際は開業当時からの駅舎ではなかった[5]。駅舎内は改装され、旧事務室部分は「ギャラリー停車場」となり、市民の憩いの場となっていた。これは、フラワー長井線のCTC化の際、駅の無人駅化が計画されたためで、その後長井市の観光協会が入居し、窓口業務も観光協会に業務委託されたものである。その後、観光協会が移転しギャラリーとなり、駅業務も山形鉄道直営に戻っていた。
  • 長井駅売店「ふるさと」
    2009年8月5日、待合室内にど田舎停車場の会が運営する売店がオープンした。
    地元のお土産や地元産の野菜を販売しており、駅そば・うどんコーナーも設けられている。
    営業時間は午前10時頃から夕方4時頃までで、そば・うどんは11時頃から麺がなくなるまで営業。
    駅舎建て替えの際に駅前通りに移転した。
  • 街なか図書館 長井駅文庫
    待合室内に長井市立図書館の長井駅文庫が設けられており、自由に読む事ができる。また、備え付けのファイルに記入すれば借りる事もできる。
  • 巨大壁画
    ホームの西側に、巨大な壁画が飾られている。これは長井青年会議所40周年記念事業として2005年8月に完成したもので、長井の名物などいろいろなものが市内の小・中学生によって描かれている。

隣の駅

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山形鉄道
フラワー長井線
南長井駅 - 長井駅 - あやめ公園駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、545頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 読売新聞昭和11年3月31日山形読売
  3. ^ “庁舎一体、山形県の長井駅でオープニングセレモニー”. 朝日新聞. (2021年5月9日). オリジナルの2021年5月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210524125436/https://www.asahi.com/articles/ASP586VM4P58UZHB001.html 2021年5月24日閲覧。 
  4. ^ “山形県長井市/全国初の駅舎一体型庁舎完成/施工は戸田建設JV”. 日刊建設工業新聞. (2021年4月30日). オリジナルの2021年4月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210430134556/https://www.decn.co.jp/?p=119919 2021年4月30日閲覧。 
  5. ^ 1936年改築。山形鉄道の築80年超木造駅舎が解体に…5月25・26日に長井駅のお別れイベント”. レスポンス(Response.jp). 2023年4月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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