長井海の手公園 ソレイユの丘
神奈川県横須賀市にある農業体験型総合公園
長井海の手公園 ソレイユの丘(ながいうみのてこうえん ソレイユのおか)は、神奈川県横須賀市にある、農業体験型総合公園のことである。通称は「ソレイユの丘」。2022年(令和4年)10月より休園し、2023年(令和5年)4月14日に「365日誰もがまるごと遊び楽しめるエンターテイメントパーク」としてリニューアルした[2]。
長井海の手公園 | |
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分類 | 都市公園(総合公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯35度11分39秒 東経139度36分41秒 / 北緯35.19417度 東経139.61139度座標: 北緯35度11分39秒 東経139度36分41秒 / 北緯35.19417度 東経139.61139度 |
面積 | 21.3ha |
前身 | 旧日本軍→米軍住宅→自衛隊基地 |
開園 | 2005年(平成17年)4月29日 |
運営者 | エリアマネジメント横須賀共同事業体(日比谷花壇、日比谷アメニス、京急サービス)[1] |
設備・遊具 | 農業及び畜産体験施設、レストラン、花畑、温浴施設など |
駐車場 | 約1500台収容可能 |
告示 | 2005年(平成17年)4月29日 |
概要
編集横須賀市西部、長井地区の小高い丘に位置し、21.3haの広大な敷地の中で食や農業、クラフト、動物とのふれあいなどが体験できる公園である。南フランスのプロヴァンス地方をモチーフにして作られており、石畳の道やレンガ造りの建物などが特徴となっている。園内はバリアフリーとなっており、高齢者や身障者にも配慮した造りである。駐車場は臨時駐車場を含めると、約1500台収容することができ、身障者用の駐車スペースも多数設置されている。
入園料は無料だが、園内の各体験プログラム等は有料である。なお、体験プログラム(屋内実施のものを除く)や遊戯施設は屋外のものが多いため、雨天時の利用客は晴天時に比べて少ない。
環境に配慮した公園づくり
編集園内で出た生ごみ、動物の糞尿、落ち葉などは堆肥化され、自家菜園などの肥料として利用されている。また雨水は直接海へ流出しないよう一時的に貯め、自然浸透により処理している。
エリア
編集※以下のエリア及び施設は、2023年リニューアル前の情報である。
園内は村、街、水、まきばの4つのエリアに分けられている。
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ソレイユの丘入園ゲート(園内から撮影)
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海と夕日の広場
村のエリア
編集- ショップ&青空市場「マルシェ」
- 彩り農園
- 彩り温室
- 農業体験「アグリ館」
- お花畑
- プラタナスの並木道
街のエリア
編集- カフェテリアレストラン「プロヴァンス」
- バーベキューレストラン「ラ~メール」
- 食の工房&ショップ「カンパーニュ」
- 手作り体験工房
- 温浴施設「海と夕日の湯」
- 海と夕日の広場
- キッチンガーデン
水のエリア
編集- キッズガーデン
- じゃぶじゃぶ池
- ホタル館
- ホタル館展望台
- ビオトープの小川
- 水上ステージ
- チューチュートレインのりば
まきばのエリア
編集- 動物ふれあい広場
- デイキャンプ場
- 乗馬場
- 星見の丘
- 炭焼き小屋
- サンセットデッキ
- ブルーベリー畑
- オリーブの森
- 牧舎
- 堆肥舎
海軍基地跡地
編集現在公園となっている大部分は、旧帝国海軍第二横須賀航空基地跡地で、戦後は在日米軍の住宅や麦畑地に転用。終戦直前に完成したためほとんど使用されることはなく、接収された一部は米ヘリコプター基地となった。1985年に日本に返還された後は航空自衛隊航空無線標識所として利用されている。